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③「子ども×片付け」▶︎本当にそれ、子どもにとって「片付けやすい」ですか?
「子ども×片付け」のお話、
第3回目です!一応完結の予定。←
前回までのおはなし
①「こども×片付け」のおはなし▶︎子どもは片付けも「遊び」です。
https://note.mu/mana2518/n/nac95fa74b4ce
②「子ども×片付け」のおはなし▶︎ヒントは「見通し」
https://note.mu/mana2518/n/n973534b4f6ea
今回は子どもにとってそこは片付けがしやすいのか?と環境を見直す作戦です。
「片付け」は、やる気(気持ち)の問題だとか習慣だとか性格だとか
色々考え方があるかもしれませんが
「片付けられない子」認定の前に、
ぜひ見直すべきポイントがいくつかあります。
★おもちゃ、多すぎませんか?
よく遊ぶおもちゃも、
そうでもない二軍のおもちゃも
全部いっしょになっていませんか?
ブロック等はそんなにたくさん必要ですか?
現場にいたとき、子どもたちが
あまりにも片付けに時間がかかっていて苦労している様子。
とくにおままごとコーナーの食べ物たちは片付けるのが大変。
おもちゃの点検もかねて、
まず壊れたりひどく汚れているものは処分。壊れているとけがにつながったりもするので⋅⋅⋅。
そして思い切って食べ物のおもちゃを減らしてみたのです。
誰からも文句はでませんでした。
ブロックなども、初めから大量に与えないで
子どもたちがこだわって作るようになって数が必要になってきたときに少しずつ増やすほうがよかったです。
少なくても十分遊べるし
すこしの不便が子どもたちの試行錯誤を生みます。
こんなにいるのかなー?とおもったら
思い切って減らしましょう。
一気に捨てるという意味ではなく
はじめは子どもの目につかないところによけておくだけでいいです。様子見て調節すればOKです。
★それ、本当に片付けやすいですか?
このシリーズでは全体的に子どもと片付けをしてみたり子どもとおしゃべりするなかで、
そのおうちにあった一番良い方法を親子で一緒に模索できたらいいな⋅⋅⋅という風におもっています。
そのなかでも、とくに「子どもと片付けをする」というのは重要で
なんか片付けづらい!というポイントに
大人が気づいてあげることが、とっても大切です。
①分類しすぎていませんか?
大人でも、収納を分類しすぎて失敗するケース、よくあります。おもちゃが傷つかない程度に、分類の仕方を見直してみましょう。
大きさ、素材、使う頻度、一緒に使うおもちゃ同士は一緒にしておくなど、
分類の仕方は様々なので
各家庭の収納可能スペースにあわせて考えてみてください。
②片付けやすい収納ですか?
収納に使っている「いれもの」が多すぎませんか?
収納するのに体力が必要、無駄な手間が必要、お子様が不必要なところで疲れていませんか?
そもそも収納のいれもの自体が壊れていたり
古くなっていたり小さかったり片付けづらさを生んでいませんか?
目隠しの布は、隠せば見栄えはいいですが
中が把握しづらく、片付けの時に
その布をよけなければいけないという手間もあります。そういうレベルでの「手間」がないかチェックしてみてください。
おもちゃの量をみなおしたら次は
そもそもこの収納は必要なのか?
この収納で、いいのか?
と、収納そのものを見直してみてください。
★一緒に片付けながら親子で考えてみましょう
年齢によって、遊びかたによって
おもちゃの量も質も変わります。
片付けをするときの判断、もちろん生活リズムも変わってきます。
なので当然、片付けのスタイルもかわってくることを前提に
時々一緒に親子で片付けしてみてください。
「本当はここが片付けにくい⋅⋅⋅」
「ここが片付けにくいから片付けがすすまない」
「実はもう遊んでない⋅⋅⋅」
子どもはまだこの部分を言語化したり
意識することがとっても難しいです。
主婦は自分で道具や収納グッズを買って
それも、自分が好きなものを入手して
日常的に見直して
いらなければ捨てる
ほしければ買う
そういったことが自由にできます。
けれども子どもはそれができません。
与えられたおもちゃと収納で遊びと片付けを毎日繰り返しているのです。
子どもたちは、実はおもちゃだけでなく
「遊ぶ環境」「片付けの環境」も親に与えられています。
「どうして片付けできないの!」の前に
「片付けしにくいポイントがあるのかも?」と、
すこし見直してみてください。
できればお子様と一緒にお片付けしながら!
お子様のお片付けの様子を観察しながら
是非やってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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