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128.物事をあるがまま捉え、真理を掴み適応する心の在り様が素直さである

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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“素直”というのはどこか素朴な資質であるように見えて、実は最強の素質であると言っても差し支えないほどの成長性を秘めています。子供の頃は誰もが素直だったはず。だからこそ凄い勢いで成長する訳ですね。

ただ私たちは日々、色んな情報に晒されるうちに物事を正しく見る目が歪んでしまいがちです。ともすると誰かの思想や信条に影響を受け、屈折した受け止め方をしてしまうことも時としてあります。こうなると素直さというところからは遠ざかってしまいます。

素直とは、外部の情報をありのままに取り入れる経路が歪んでいないということを意味します。だからこそ乾いた土地が水を吸収するように、ありとあらゆる知恵や考え方、価値観を受け入れることができる変幻自在さをもっています。

仏教では「成長する人間は過ちを隠せない」と説いています。人は誰でも間違いや過ちを犯します。この世の誰もが完璧ではありません。しかし「自分は絶対に正しい」という態度でいると、学んで正す機会を失ってしまいます。

過ちを素直に認めるというのは、大変勇気の要ることです。でも、自分の過ちを認めて「すみません、気を付けます」と言えれば、人生はとても楽になります。子供のような気持ちで物事をあるがままに捉えれば、それはもう過ちではなく学びになるでしょう。

受け止め方を歪ませず、真理を掴み適応する心の在り様を持ち続けられる人は、実は最強なのです。

Q.素直な人にどんな印象を持っていますか? あなたが素直になれなくなるのはどんな時でしょう。


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