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138.信頼と尊敬を勝ち取るのは道義。仕事は「道」を貫くことと見つけたり

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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仕事や人間関係を進めるうえで大切なのは“信頼”。そしてリーダーシップをとるうえで重要になるのが“尊敬”。これら二つがあれば“人望”となり、物事を貫徹させるうえで大きな推進力となって背中を押してくれると言えます。

しかしこの信頼と尊敬、どちらも一朝一夕に身につけることができるほど簡単なものではありません。なぜなら無形の価値であるがゆえ、あなた自身の生き方によってしか得られない財産だからです。

ではどう生きれば勝ち取ることができるのでしょう。そこには“道義”が大切なのかもしれません。道義とは「筋を通す」ということであり、物事の道理を行動などの結果として示すことで初めて成立します。頭や心の中に留めている状態では筋を通したことになりません。信念と行動が完全に合致した状態、言行一致が大切になるのです。

このように筋を通す人には、軸となる確固たる理想があります。この理想がなければ何かあるたびに考えや行動がブレてしまうため、筋の通らない言動・行動を繰り返すことになってしまうのです。

この道義を重んじた先人の一人として挙げるなら、白洲次郎氏が思い起こされます。戦後の日本において、イギリス仕込みの流暢な英語と持ち前の負けん気を武器に、日本の先頭に立ちGHQとの交渉にあたった政治家が彼です。

たとえ相手が連合国軍総司令官・マッカーサーであろうとも、ひるまずに怒鳴りつけた逸話が残っているほどの強固な姿勢に「従順ならざる唯一の日本人」の異名を付けられ、米国からも一目置かれている人物でした。

このように相手が誰であろうが状況がどうであろうが、自分の筋を通す胆力のある人には自ずと人がついてきます。もちろん筋には律儀さや正直さなども含まれますが、ブレないための基軸として確固たる理想を持つことが最も大切なことです。

仕事も同じく「道」を貫くことと見つけたり、筋を通す人にはカリスマ性が宿り信頼と尊敬が集まるのです。

Q.あなたが思うカリスマ性のある人物は誰ですか? 筋を通す大変さとは何でしょう。


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