120.さらに大きな役割を担うためには、理想を持ち力強く働きかける姿勢を
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
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人にはそれぞれ与えられた役割があると言えます。その役割をしっかり演じ切るのも、謙遜して断るのも、さらに大きな役割を望むのも、人それぞれの自由。ただ、役割を全うした時、あなたは今の自分からさらにもう一つ大きな存在になれているでしょう。
しかし中には、大役を任されるだけの技術や経験もあるはずなのに、脇役をやらされてしまうことも少なくありません。これはその人自身の運の問題も多少はあるかもしれませんが、それよりも重要な要素の見落としがある場合が多いと言えます
それは周囲に対する自らの働きかけ、“アピール”が足りていないということかもしれません。あなたがどんなに優れていたとしてもそれを表現できていなければ、普通はあなたの技量に誰も気づいてくれません。
そんなときは、自分の夢や理想を力強く環境に働きかけてみましょう。実は、人の役割の大きさや重たさは、その人の持つ“実力”と“理想”に比例するものなのです。実力だけがあっても理想が無ければ、エネルギーは無目的に拡散されて世に出ません。逆に、理想があっても実力が伴わなければ、現実のギャップに苦しむことになってしまいます。
そのため、今の自分を的確に把握したその後は、それ相応のアピールを心がけてみましょう。そうすればきっと、何かしらの反応が返ってくるはずです。まだ足りないのか、抜擢されるか、応援されるか。働きかけの先に、必ず何かしらの結果が見えるはずです。
世の中、1つの役割(居場所)を狙って多くの人たちが待機をしています。自分よりも優れた人が報われないことも、劣った人が報われることもあるでしょう。その中で望み通りの役割を担うためには、努力だけでなく表現も大切なアクションなのです。
Q.あなたは自己アピールが上手な方ですか? 実力以上の役割を与えられた経験はありますか。