183.譲れない正義感が勇気となり、勇気ある一言が会社の体制を変えていく
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
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会社も“法人”という生き物なので、良いところもあれば悪いところもあります。規模が小さいうちにその悪いところを正すことができれば良いのですが、大きくなるにつれだんだんと体質を変えることが難しくなってきます。
そうなると、正しい意見を持っていたとしても周囲の同調圧力に負けて言えなくなったり、発言した人がつまはじきにされたりとバカを見るような風潮が生まれてしまいます。そうなるともはや“言わぬが仏”とばかりに誰も手を挙げなくなってしまうように。
その結果、組織の毒が会社内に回りきって大きな事故になったり、最悪潰れてしまう恐れもあります。それを回避するためには「会社を正そう」という勇気ある人の内部告発が必要になってきます。
そんな勇気ある発言をすくい取るのが監査のシステム。会社がしっかり健全な事業を行い経営状態に問題がないかを確認する、経営者にとっても社員にとっても重要な機関です。内外から不正をチェックして告発が握りつぶされないことで、初めて体制の自浄作用が働くと言えます。
この監査がしっかりと機能していれば、働く人一人一人が持つ譲れない正義感は勇気に変わり、その勇気ある一言が会社の悪癖を修正し健全な企業体質を維持し続けることに繋がるはず。
「良薬が口に苦い」ように、正義感は会社にとって耳の痛いものであることがほとんど。でも、勇気をもって“言われるうちが華”なのです。
Q.あなたは何かに意見したことはありますか? そのための窓口は整備されていましたか。
83.大切なのは占い後の自己への問いかけ「何を」「どのように」