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086.この仕事に命をかけるという思い込みが、無限の創意工夫の源になる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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「思い込み」と聞くと、何だか先入観や偏見に捉われて正しく物事を見ていないかのようなマイナスイメージがあるかもしれません。しかし、この思い込みというのは、実は物事を進展させる上で大きなエネルギーを秘めているのです。

例えば恋愛心理学においては、恋して付き合うことの大半は思い込みによるところが大きいとされています。ある相手と目が合ったとしましょう。きっとこの人は自分のことが好きなんだと認識し、相手への行動や態度が好意的なものに変わる。そうすると相手も、この人は自分に特別な感情を持っていると思い、好きになる。そして両想いへ発展し交際に至る。これはまさしく“思い込み”の成せる展開ですよね。

また、脳科学の研究においては、「自分は同世代に比べて若い」と思い込んでいる人はそうでない人に比べて、病気の発症率が低かったりIQのスコアが高く脳が衰えづらいという結果も出ているようです。

人それぞれどう思おうが勝手ではありますが、このように良い結果がもたらされるのであれば、なまじリアリストであるよりも思い込んで生きた方が幸せなのかもしれません。もちろん、誰かに迷惑をかけないことが前提にあることは忘れてはいけませんが。

仕事においても、面倒くさいし自分は向いてないと思えば、きっと本当にそのようになるでしょう。しかし「この仕事に命をかける!」「これが自分の天職」と思い込めば、それ相応の才能が目覚めたり、創意工夫のための機会を得ることもできるのではないでしょうか。

自分の中にある無限の可能性を引き出せる都合のいい起爆剤、それが“思い込み”の正体なのかもしれません。

Q.あなたは思い込みが激しい方ですか? 思い込んで良かった経験、悪かった経験はありますか。


86.疑うよりは試しにやってみる、とりあえず信じてみる