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215.熱意あるところに道あり。汗と工夫を出せば八方塞がることは滅多に無い

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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仕事をするにあたっては目的論的にゴールを考え、そこに向かって進んでいくのがセオリーだと言えます。そのために手段を選定しPDCAやOODAサイクルなどマネジメント手法を回していく……。とても合理的なやり方だと言えます。

ただ、どんな仕事でも順風満帆に進み続けることはなく、必ず行き止まりやどん詰まりといった“壁”が立ちはだかってきます。そんな時、どう解決するかの企業蓄積や会社の基礎体力があれば良いのですが、なかなかそんなに資源が揃っていない場合はどうすれば良いのでしょうか。

そんなときこそ、“泥臭さ”が重要になってくるケースが多いと言えます。努力を敢行し汗をかいたり、うんうんと唸りながら工夫を持ち寄るという一昔前のやり方に戻るのも、意外と有効な方策だと言えます。

その根底にあるのは燃えたぎる熱意であり、どんなに困難でも物事を前進させようとしてきた人間本来の持つ“向上心の力動”です。精密なデータ分析やマネジメントの鉄則も確かに大切ですが、それはあくまでツールに過ぎません。

ツールの使い方にこだわってクレバーな効率経営をするのも良いのですが、最後にモノを言うのは会社に息づくメンバーたちの熱量。どんなに八方塞がりの状況下においても、“打つ手無し”の状態になることは滅多に無いでしょう。

ここに経営効率を凌駕する、人の持つ可能性の表出があると言えます。

Q.あなたは熱量で困難を打破した経験はありますか? 効率重視の落とし穴は何でしょう。


15.人に尽くしたあとは天命を待ってみる