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150.生活が富むほど礼儀や節度をわきまえないと、人の格は廃れる一方になる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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経営者として真に成功している人の暮らしは、驚くほど質素であることが多いものです。そして、どのような立場の人に対しても礼儀正しく節度を持った付き合い方をされていると感じます。

普通、大きなお金を手にすると気が大きくなり分不相応な遊びに使ってしまったり、高い地位を得ると偉そうに振る舞ったりしてしまうもの。それが人間としての流されやすさでしょう。しかし真に豊かな人というのは、お金や地位との付き合い方や活かし方を心得ているため、それらに人生を左右されないと言えます。

米国の鉄鋼王アンドリュー・カーネギー氏はいわゆる富豪と言われる方ですが、彼は富豪と呼ばれる人たちには相応の“義務”があると主張していました。それは次のような内容です。

まず、自分にどれだけの収入があったとしても、ぜいたくを避け、常に質素に暮らすことを心がけなければならない。自分の資産のうち、妻子には生活が成り立つ程度の少額の資産を与え、それを超える資産は社会からその運用を託された財産であり、自分はたまたまその受託管理者に選ばれたのだと考えなければならない。

財産の運用は常に、どうすることが財産の信託者、つまり社会の利益になるかを熟慮した上で行わなければならない。それは信託財産の管理者として当然の義務なのである。

自分が信託財産の管理受託者に選ばれたのは、資金を運用するための知識、才能、経験が社会から評価された結果であるということを認識し、社会の個々の人たちが運用するよりもより優れた成果を得られるように、常に努力しなければならない。

このようにカーネギー氏は、自らが築いた富を、“社会から信託”された財産であるとみなしました。その一方でカーネギーは、慈善について自助努力をしない人に施すのは害悪だと言っています。

およそ自分の努力で得た富ですらこのような考え方を持っていれば、きっと管理者として財を振りかざすことも財に振り回されることも無いでしょう。そして、こういった発想を持っている人だからこそ成功するのかもしれません。

富や権力の扱い方を間違えると人の品格が廃れてしまうことを、真の成功者は分かっているのです。

Q.成功者の考え方や価値観の中で最も影響を受けた、あるいは共感できるものをひとつ思い出してみて下さい。


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