見出し画像

119.自己成長・実現に大事なのはケジメをつけるという互いのための線引き

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


自分を成長させるというのは、意図的にやろうとしてもかなり難しいことです。さらに自己実現(自分の素質や能力などを発展させ、より完全な“なりたい自己”を実現してゆく)こととなると、相当な自律心がなければ厳しいでしょう。

そもそも、なりたい自分像が明確でなかったり、自分が何を求めているのかに気付けていないケースも少なくありません。進みたい方向が見えていなければ、当然そこに至ることは不可能だと言えます。

では自己成長や自己実現をする上で、大切な考え方とは何でしょう。それは“ケジメ”をつけることなのではないでしょうか。ケジメとは自他の区別や分別を指します。このように節度を持った行動をすることが、自分を高みに押し上げることになるものと思います。

自他の区別をつけるということは、他に依拠せずに境界線を明確に分けるということを意味します。誰かの人生を生きるのではなく、自分自身の人生を生きるところに自己成長・自己実現は存在するのです。

仏教用語には「主人公」という言葉があります。これはよく映画や小説などのメインキャストに用いられるフレーズですが、実際の意味は「本当(本来)の自己」という意味です。誰かに頼ったり甘えたりすることも、時には必要なこと。でも、そこに節度を設けなければ、いつまでも他人の庇護の中にあり自分の人生を生きることができません。

だからこその線引きであり、ケジメ。それは大変なことかもしれませんが、自分の感性を磨き上げ1歩上に押し上げるにあたっては、避けられないプロセスだと言えます。そして、相手にとってもそのケジメが成長に繋がるはずです。

自己実現に至るには自分に責任を持ち、ある程度のところからは独り自分の頭で考えてアクションを起こすことが必須になるのです。

Q.あなたはケジメをつけた経験はありますか? 自分に責任をもって取り組んで、良かった経験は何でしょう。


19.占いで自分を知って最適化する