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137.精神は常に肉体を凌駕する。心を年寄らせたら年が若くても尻すぼむ

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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“アンチエイジング”という言葉が有名になって久しくありますが、実年齢が見た目よりも若く見えるように努力をすることは、男女問わず凄い効果があると証明されています。医学誌『JAMAインターナル・メディシン誌』によると、自分が実年齢よりも若いと感じていることは、健康によい影響を与えるという結果が出たとのこと。

研究グループによると、自分が年を取っていると感じていると健康に関する問題が起こりやすかったり、身体機能が低くなったりするほか、うつ病、社会からの孤立、認知機能の低下、健康に関わる行動での問題などが生じてくる可能性があると結論付けられました。

つまり自分で感じる年齢が、老後の健康や身体的な制約、幸福感に影響を与えていると言えるのです。また、実際に見た目も若い方が長生きだとする研究報告も。南デンマーク大学のコーア・クリステンセン教授らによると、双子のうち老けて見られた人たちは7年後の死亡率がそうでなかった人たちの1.9倍も高いことが判明したとされます。

このように同じような遺伝的背景を持っていても、その後の生活習慣や環境の変化で生まれた見た目の違いが、寿命に影響をするのです。そうであれば自分が“若い”という自己イメージを持っている人、アンチエイジング意識が高い人は身体の年齢、寿命も永らえる可能性が高いと言えるのかもしれません。

ここにはある一つの真理があります。それは、精神は常に肉体を凌駕するということです。
どんなに高齢でも自分はまだ若いと思っている人は、いつまでも現役。反対に若くても、自分はもう年だから…… と思い込んでいれば、老け込んでしまいます。

自分の年齢は自分で決める。そのくらいの気持ちを持ち、尻すぼみのない人生を送ることは豊かな生き方だと言えるのではないでしょうか。

Q.あなたは若く見られますか? そのために努力していることは何でしょう。


37.自分がコントロールできない鑑定結果は一切考えない