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084.勤労は美徳。自分の仕事に自信を持ち、輩出したものに想いを馳せる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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人は何か自分が取り組んだものやアクション、持ち物に対して自信を持ちたいという心理があります。なぜならそこには、“存在意義(レゾンデートル)”が在るためです。自分は何のために生きているのか、自分のやってきたことに意味があるのか、それを知りたいと思うのは当然の理です。

ただそれが歪められてしまうと、利己性やナルシスティックな表出、承認されるために手段を択ばないといった“炎上”する方向性に流されてしまう結果に。想いは同じなのに、違う方向に進んでしまうのはどうしてでしょう。

そこには輩出したもの・生み出したものに対する、愛着や想いの強さが関係しているからではないでしょうか。自分の創り出したもの・サービスへの愛情があれば、それを自己満足のための道具にするという発想にはならないはずです。

真に自分の仕事に対して自信を持つというのは、誰かのニーズに寄せるところにあるのではなく、自分が「これを世に出したい!」と願う、その想いへの共感を得るところにあると言えます。

実はこれを無視することで、多角経営にハマるという落とし穴があります。多角経営の発展は、本業とは違う分野で事業を成功させるところにあります。たくさんのニーズを汲んでいった結果、自分の強み以外の分野に広く進出しなければならなくなった時、瓦解が始まってしまうのです。

自分の存在意義とも言えるものを、堂々と提供する。そこに勤労の美徳があるのかもしれません。

Q.あなたが自信を持って提供できるものは何ですか? これまでの最高傑作はありますか。


84.結果を受けて目を向けるべきは「今あるもの」だけ