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9月の読書

読んだ本

「働く君に伝えたい「お金」の教養」 出口治明

20代の人向けに、「貯める・殖やす・稼ぐ」をそれぞれ分かりやすく書いていて、勉強になった。一番の投資は、「自己」にすること。私自身が投資物件なのである。


「神さまとのおしゃべり」 さとうみつろう

対話形式で、現実的な疑問や不満に対して、スピリチュアルな観点で、意識を変えていく方法が、分かりやすく書かれてある。スピリチュアル系ってフワフワした、不思議体験的に書かれていることも多いけど、ちゃんと物理的に形而下的に書かれていて、納得できました。さらに漫画を読んでいるように、楽しんで、サクサク読める!


「自分の時間を取り戻そう」 ちきりん

「生産性を上げるには、投入した希少資源(インプット)を減らすこと。」というのが目からウロコ!今まで、時間をかければ、成果は出ると思っていたけど、それはあたりまえのことで、実は時間を削れば、工夫せざる得ないから成果は出るんだ!アイデアと想像力・知恵は、人生を豊かにするために大切だなと思った。


「バイトやめる学校」 山下陽光

奇想天外。山下さんは作った洋服を安く売る。安く売るほど、たくさん売れて儲かる。儲かったお金を手伝ったくれる人に高く払う。自分の手元には儲けがほぼない。生産性は低いことを何故しているのか。誰かが食える状態にするのが楽しいから。もう、人生が遊び!すごい!


「新宿駅最後の小さなお店ベルク」 井野朋也

個人のファーストフード店の、経営の話。けど、経営のノウハウ本ではありません。これは完全にマインドの本です。「遊びが仕事であり、仕事が遊びである」「苦しいから楽しい」という言葉が何度も浮かんだ。ベルクという個の集合体の「場」の在り方の物語です。


今月のことば

押さえておくべきことは、相手の立場に立つこと、そして立ったつもりでもじつは立っていないことはいくらでもありうるということです。
王様は偉いから王様ではありません。ご先祖様が神様だから王様なのでもありません。みんなで王様だと思うから王様なのです。

「新宿駅最後の小さなお店ベルク」 井野朋也






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