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子どもの幸せはいつ決まるのか?

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は「子供の幸せはいつ決まるのか」というテーマで話をしていきます。

結論としては、人生の晩年です。多くの人にとっては70代以降、人によっては80代、90代かもしれません。その頃に自分の人生を振り返って、色々あったけれどどう思うかが、子供の幸せを決定づけると思います。

つまり、子供たちにとって、親の死も人生のイベントの一つになります。少し変わった言い方かもしれませんが、そう考えると、親は子供の幸せを長期的な視点で考えた方がいいんです。

例えば、大学受験生の親御さんの中には、非常に熱心な方が多いですよね。しかし、それが行き過ぎて、子供が希望する大学に入れなければ人生が終わるかのような圧力を感じさせることもあります。

これは本来、子供が自分で考えて行動することを、親が先回りして決めてしまうようなもので、良くないと思っています。

大学受験の結果は、人生という長いゲームで見たら、まだ序盤戦に過ぎません。野球で言えば、2回裏で1対0で勝っているか負けているかぐらいの違いです。その時点で人生が決まるわけではありません。

だからこそ、親としては、自分の死さえも子供にとっては一つのイベントに過ぎないという視点を持つことが大切だと思っています。子供の幸せは、彼らが自分の人生を振り返る晩年に決まるのです。

そのためには、長期的な視点で子供の成長を見守ることが重要です。私自身、一人の父親として、そのような姿勢で娘に接していきたいと考えています。受験の結果がどうであれ、今はそのことについてあれこれ言うつもりはありません。

勉強をするもしないも、最終的には娘に影響を与えることなので、親としてどうこうするつもりはありません。ただ、勉強をすれば選択肢が広がるかもしれないということくらいは伝えるかもしれませんが、無理に勉強を強いるつもりはありません。

むしろ、家族として学ぶ楽しさを共有できればと思っています。学校の勉強を家族の会話の一環として取り入れることも良いし、日常の体験から学べることはたくさんあると思っています。親自身の物差しで子供を測るようなことはやめようと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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