【子育て論】我が子を勉強というフィールドで戦わせない
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回は「子育て論: 我が子を勉強というフィールドで戦わせない」というテーマで話を進めていきます。
子育て方針を模索している親御さん向けのお話です。
結論から言うと、勉強というフィールドでの勝者、つまり勝つことを捨てるのも一つの選択肢ではないでしょうか。
学習塾で働いている経験から、勉強で戦わせるべきでない子もいることを見てきました。
例えば、30分も座っていられない、自習中に絵を描いている、話が面白くて話し続ける、他に熱中できることがある子たちです。
そういった子たちを無理に勉強させることが本当に彼らのためになるのか、常に疑問を持っています。
一方で、親御さんは偏差値の高い学校に行かせたいと思い、勉強をさせようとします。
しかし、最近の実情を考えると、その考えはもう古いのかもしれません。
幸福という観点から見た時、健康、人間関係、自己決定の方が幸せに寄与します。
親子関係がこじれ、お互いが痩せ細り、笑顔がなくなるような状況は、親と子のエゴがぶつかり合っている証拠です。
親が自分のエゴや子に対する執着を捨てられず、子供が反発するか、親の言うことを無視するという状況が生じます。
これは親子関係を不和にし、誰にも得をさせない状況を生み出します。最悪の場合、その影響が周囲にも及びます。
そのため、子供に合った分野での精進を促し、勉強以外のフィールドで競わせる戦略も考えるべきです。
参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
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