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指導からサポートへ:現場と本部の対立を解消する意外な方法

こんにちは。今回は、現場と本部の関係性について、私の経験を交えながらお話ししたいと思います。

きっかけは偶然のInstagram動画

先日、Instagramを見ていたときに、ホリエモンさんとホストクラブ9店舗を経営する方の対談動画を見ました。その内容が非常に興味深かったんです。

ホストクラブにおいても、現場のホストさんたちと、彼らを指導する本部のスーパーバイザーの間に対立構造があるそうです。本部は偉そうに指導しに行くけど、現場は聞く耳を持たない。

なぜかって?現場の人たちは「俺たちが一番偉いんだ」と思っているからなんです。「わかったような口を聞くな」「何もわかってないくせに偉そうにするな」みたいな感じですよね。

驚きの解決策

そこでこの経営者の方が考えたのが、スーパーバイザーという役職名を変えることでした。新しい名称は「SP」。つまり、サポートチームです。

指示や指導から、現場のサポートへ。たった一言の変更で、関係性が劇的に改善したそうです。

私自身の経験

この話を聞いて、「あぁ、わかる」と思いました。というのも、私にも似たような経験があったんです。

新卒でコンビニエンスストアの本部社員として入社し、3年目にはスーパーバイザーになりました。24、5歳の若造が、30代から70代のベテランオーナーさんたちに指導するんです。今思えば、本当におこがましいですよね。

失敗からの気づき

最初は指摘ばかりしていて、当然ながら反感を買いました。「何もわかってねえくせに」って言われても仕方ないですよね。

悩んだ末に気づいたのが、「相手の目線に立つこと」の大切さでした。

転換点:サポートに徹する

そこで、自分のスタンスを変えました。まずは現場の声を聞く。自分の言いたいことは抑えて、相手の話を聞き、共感する。

これだけで、徐々に関係性が良くなっていったんです。

現在の立場から見えること

今は逆に現場側にいるので、本部の人間に「お前ら、現場のこと全然わかってねえ」って思うこともあります。

でも、どちらの立場も経験した今だからこそ言えるのは、本部やスーパーバイザーの役割は、まず現場のサポートに徹することが大切だということです。

成功例:ユニクロの現場主義

この考え方をうまく実践しているのが、ユニクロではないでしょうか。現場起点の考えが強く、現場の人を大切にしているそうです。店長の給与が高いのも、そのためかもしれません。

まとめ

「指導」から「サポート」へ。たった一言の違いで、仕事の関係性や円滑さが大きく変わる可能性があります。

皆さんの職場では、どうでしょうか?この話が何かの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。良い一日を!

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