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疲労回復NG行動 ④熱いお風呂に入る!♨

疲労回復NG行動についてお話ししてきましたが、今回が4回目です。

お風呂の入り方については、
多くの方がもうよく知っていることですが
念のため・・・www

入浴は、免疫機能をUP!させるためには効果的ですが
入浴方法を少し間違うと、逆効果になってしまいます

何回か「自律神経」について触れてきましたがおさらいとして

自律神経には「交感神経と副交感神経」があり
簡単に働きを説明すると
「交感神経」は、興奮を引き起こし
「副交感神経」はリラックスをさせます

自律神経の働き

ネットにわかりやすい図表を見つけたので掲載させて頂きます

ここでお話しするのは「疲労回復」についてですので
「副交感神経」を優位にすることで
リラックス、筋緊張の緩和を行い、血流を良くし疲労物質を流すと
考えていきたいと思います

入浴と言っても
・シャワーだけ
・カラスの行水
・熱湯風呂 (42度以上)
・ぬるま湯
等‥

①シャワーだけ
夏場などシャワーだけで過ごした方も多いはず
外国の方などにとっては湯船につかる習慣がないところもあります

疲労回復のためには、「副交感神経」を優位にすることとなると
「シャワー」では身体が温まるまで浴び続ける必要があります
最低30分、できれば1時間ほど浴び続ければ大丈夫でしょう

②カラスの行水
お風呂が嫌い、のぼせてしまうから長湯は苦手という方も多く
ほとんどシャワーと変わらない状態で
湯船に浸かったというだけで、身体は温まってはいません

③熱湯風呂
42℃以上のお湯につかると「交感神経」が優位になり
身体は興奮状態になります
そして長時間、その状態が続くと血液の粘度があがり
血栓ができやすくなったり、胃液を過分泌したりと消化系に影響し、
血圧の急激な上昇など、身体に負担をかける入浴法になります

ただ40度くらいのお湯に5分以内の入浴は、
気分をスッキリさせ、やる気を起こすとも言われています

④ぬるま湯
人間の体温よりも少し高い38度から40度くらいのお湯に
全身浴で10分から15分浸かると温熱効果が上がります
※温泉療法専門医である、早坂信哉(はやさか・しんや/東京都市大学人間科学部教授 医師、博士(医学))先生が推奨する「正しい入浴法」より

全身浴でリラックス


我が国、日本では昔からお風呂好きが多く湯船につかるという、
身体にとっても良い習慣があり
日本全国に温泉地やスーパー銭湯があり環境は世界一!!
ぜひ、健康的な身体に優しい入浴法を実践して頂きたいです

15年ほど前の私は「温泉好き」なのに
短時間でも「湯あたり」を起こし
疲れやすく、顔に汗を良くかき、体調不良

お昼の休憩時間に近くの温泉に行き「湯あたり」を起こし
午後からダウンし仕事に穴をあけたこともあります
※整骨院はお昼休みが3時間くらいあります

その時の私の身体は
「氷を入れたグラスのお水」状態

氷水のコップ

わかりますか?
氷を入れたグラスを置いておくと、
グラスの表面に水滴がいっぱいつきませんか?

それと一緒で私の身体は、「冷えのぼせ」の状態
汗をかいているが身体の中は冷たいままでした

ある時、信州に旅行時に立ち寄った温泉で
地元のお姉さま方(70歳後半くらい)数人に呼び止められ
強制的に20分ほど入浴をした経験がありますww

長時間の車移動で腰痛が悪化し、足が痺れていたので
いつもより少し長めに入浴していたのに、
あと20分の入浴と言われ驚きましたが
理由を聞くと納得ができ従うことに・・・

そのお姉さま方のお一人が、
私のお臍の周りだけが白いことに気が付き
このままじゃマズイと声をかけてくださったそうです

お陰でその後の旅行中は勿論のこと
症状も緩和して快適な旅行となり、有難く思うと共に
初めてあった見ず知らずの旅行者に声をかけてくださった
お姉さま方の勇気に本当に感謝しています

健康をお仕事にしている私が、自分の健康に過信していたことに気づき
改めて身体を温めることの重要性を教えて頂いた貴重な経験
このブログを読んでくださった方のお役に立てれば幸いです

最期まで読んでくださり
ありがとうございました (⋈◍>◡<◍)。✧♡

次回も・・私の失敗談が元となるお話しになるかも?(笑)
よろしくお願いします




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