24本骨傘って素敵という話。

雨の日のお出かけに欠かせない傘。1日中テーマパークを闊歩してやるぜ!みたいな日でなければ合羽の出番はなかなか無い。

折りたたみ傘よりは大きな傘派なので、「雨降るかしら・・・」みたいな日でも旅行などではない限り大きな傘を持って出かけることが多い。

私の傘の骨は24本。一般的なビニール傘の骨が8本(家調べ)なので3倍の強度があると単純計算により自負している。

骨の多い傘に出会ったのは、高校生の頃だったか。母と一緒に傘を買いに行った時だったはず。地元で時々開催されていた傘市に出かけて、母が見つけた赤い傘。当時、自転車通学をしていたこともあり、雨風をしのぐにはそれ相応の強度があると大変便利だった。

片手運転は危険だ、ということで関西のおばちゃんが自転車に装備している傘スタンド(通称:さすべえ)を買ってもらい雨の日はそこに傘を装着して通っていた。※地域によっては傘スタンドも視界を遮り危険だとされているのでご注意ください。

多少強い風が吹いたところで24本骨の傘はびくともしない。ビニール傘のようにひっくり返ることもなければ、真正面からの風を受けて骨が折れそうになることもない。まあ、難点といえば少しばかり重量が増すくらいだろうか。

雨の日はどうしても出かけるのが億劫に感じてしまいがちなので、せめてお気に入りのアイテムをお供にすることで気分をあげる作戦だが、赤い24本骨傘はその点大変優秀である。まるで番傘をさして歩いているような気分にしてくれる。番傘さして歩いたことは1度もないが。

現在愛用中の傘は2代目で、初代同様赤い。随分長く使っているがまだまだ現役で頑張ってもらいたい所存である。余談ではあるが、折りたたみ傘は韓国のダイソーで500円で購入した。ワンタッチ式かつ広げるとそこそこ大きいのでお値段以上の買い物をしたと思っている。あの日、韓国で急な雨に振られていなければ我が家に迎え入れられなかったので、なんとも不思議な縁だなあと感じている。

傘も定期的なお手入れをしてあげることで撥水効果が持続し長持ちするので、連休中に梅雨時に活躍したお気に入りの傘をお手入れしてみませんか?

「note」を書くための糖分に変わります。