＃０８　🇦🇺大人になってからの留学ってどう？

みなさま今日も1日おつかれさまです！上の写真は、South Melbourne Marketにて。ここメルボルンにはいくつかローカルのマーケットがあり、中でもこのサウスメルボルンマーケットはシティから少し離れたカフェやレストラン、雑貨の小店が並ぶエリアにあり、私のお気に入りスポットの１つでもあります。

さて本日は、大人になってからの留学について熱弁かましていきたいと思います。大人といっても対象何歳よ？って話なので、ここでいう大人留学は「日本で社会人経験を経てからの留学」とでも言っておきましょう。

記念すべき私の最初の記事でも自己紹介がてら触れていますが、私が人生で初めて長期の海外生活に挑戦したのは２６歳の時のこと。幼い時から「海外に住んでみたいな〜」て思いながら、大学時代に一時は留学を考えたりしたものの、なんだかその時は他に楽しいことがあって（サークルとかバイトとか友達との海外旅行とか・・今思えば青春アミーゴ、オレンジデイズ。）そのまま就活して日本で社会人スタート。

新卒で入った会社で、1年もしないあたりから「私ここでずっとやってくの・・・？無理なんですけど・・・」という思いが募り、あーだこーだ3年が過ぎる頃に、そうだ京都行こうのノリでメルボルン行きを決めたのです。

とは言いつつ、小さな世界しか知らない私は「新卒で入った会社辞めて・・・海外に行って戻ってきて・・・その先に何があるのかな。学生の時に行っておけば良かったかしら・・・わざわざ会社辞めて海外行って、帰国後に遊んできたって思われたくない・・・」と、誰にも分からん未来を想像してはチョロチョロ葛藤していたのも事実です。今回の三十路ワーホリでも、正直似たような気持ちになりました。それは仕事というよりは「なんか周りが結婚したり出産したり・・・そういうのも考えたほうがいいのかな・・」みたいな。
我々は、いつになってもその年代独自の悩みがあるというか、、。
ただ、結局これも一周回って「ま、いま相手いないし。実現するかもわからない”いつか”のライフイベントを考えるのはナンセンス！」と切り替えて今は三十路のワーホリが実現しています。＾＾

２６歳〜２７歳にかけて経験したメルボルンでの生活、そして今現在３１歳で進行している２度目のメルボルンを経て言えることは、”大人になってから”留学して本当によかった！
その一言に尽きます。

そして意外と、”日本で社会人経験をしておいて良かった。”とも思っています。

なぜ？

＊オーストラリア社会を俯瞰して見ることができる。
→メルボルンで出会った日本の学生さんから「日本で就活したくない。」「日本はつまらない。」「日本なんてXXだ。」よくそんな声を聞きます。
私も自分が二十歳そこらへんだったら同じことを言っていたかもしれません。

海外＝かっこいい　　　みたいな。笑

ただ、日本で働いた経験があったからこそ、その職種に似た仕事をメルボルンでもゲットできたし、国は違えど社会人のマナーはある程度同じなので仕事も自分なりに手探りでも進めることができました。日本での経験や知識がここオーストラリアでも十分に活きてくれたなと思っています。
それに、いろーーんな人種が混ざり合うオーストラリアで働いてみて、日本人のプロ意識、日本社会の利便性の高さ、日本人独自の優しさ、親しみやすさetc、そういったものを多く感じ、一概に「海外最高」とも言えないことに気づけたことも大きな収穫と思います。

＊日本の良さにたくさん気づく。
上記でも触れてますが、大人になってからの留学ほど日本の良さに気づかせてくれるものはないと思います。歳をとればとるほど思うものです。
私が２６歳でここに来た時よりも、今回の三十路ワーホリは海外での生活が決してキラキラしたものではないと教えてくれたし、それと同時に日本のご飯のおいしさ、生活の便利さ、モノやサービスに対する安心と信頼の点でかなり日本が恋しくなりました。（今も笑）
もちろんオーストラリアの魅力もたくさんあって、特にこの国のQuality of lifeの高さには驚きます。でもそれも自分がある程度大人になったからこそ気づけるようになったことなのかな、と思ってます。

＊かけがえのない”大人”の友ができる。
ここメルボルンでブラジル人の大切な友達ができました。私が彼女に出会ったのは、私が２６歳で彼女が４２歳の時。語学学校の初登校日に私が彼女に声をかけ、のちに一緒に暮らすほど仲良くなりました。そして最初の出会いから6年経った今でも、またここオーストラリア で何回も再会を果たし、今彼女はメルボルンではなくアデレードに行ってしまったけれど、定期的に連絡を取り合っています。年齢は関係ないけれど、日本ではひと回り以上離れた人を友達と呼べるほどにはなりづらいし、そもそも南米の人と日本ではなかなか巡り会えないし、、なにより自分がもっと若ければ、自分から声をかける対象も違っていたかもしれません。

＊単独行動の中に見つけるシアワセ
これはもともと私がソロ活動を得意としているのもありますが、大人になってからの留学は、1人で街を散策し、カフェを楽しみ、ビーチを訪れ夕陽をたしなみ、、、日本での暮らしや旧友に思いを馳せ、これからの人生について考える。そんな過ごし方に、今ここにいるというシアワセを実感するものです。こういったことは、もし自分が１０代、２０代前半であれば絶対に友達を引き連れてわちゃわちゃしておしまいだったかも、と思います　笑

大人になってからの挑戦は、さすがに学生時代と比べたら体力は落ちてるけど、そのかわり心の余裕は備わって、いろんな気づきがあるものです。
そしてそれはやっぱり日本で社会人経験をしていないと得ることができなかったモノの見方や感情。最近の日本の就活事情には詳しくないので、日本で必ず就活したほうがいいとも言い切れませんが、日本で頑張ったからこそ見える景色、感じる心、が三十路留学にはあると思います！（吟じますっ）

留学は本人が行こうと思った時がその人のタイミング。もしこれから会社を辞めて海外に行こうかな、と思ってる人がいるならば私は全力で背中を押したいです。

大人留学最高！万歳！

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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