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子どもに教えられたこと①

「やればできるのに」
「才能あるのにもったいない」

娘がぼそっと言った。
「そういうの、言われるのイヤなんだよね。」

励ましで言ったはずの言葉が
相手を追いつめているかも。

私も長らく解らなかったけれど
今はなんとなく想像がつく。
私なりに振り返って整理してみた。

「やればできる」
=現状は能力を活かしていない
→怠けている
→何故やらないのか?
という意味に変換される。
よって、
聞いたほうは、責められているように
感じてしまう可能性が高い。

心が疲れきっている人には、
安易な励ましはとても危険!
ということ。

「自分だって頑張りたいのに、どうにもならない。
何も言われたくない。
エネルギーが枯渇して、体が重く頭が働かない。
とても苦しいのに解ってもらえない。」
そんなふうに受け止められてしまい、追い詰めることになる。

ただ、状態の見極めがむずかしいところで、
元気が出てきて、本人が吹っ切れてしまえば

「私の才能なんだから、他人にどうこう言われる筋合いはない!」

と思えるものらしい。
最近、だいぶイキがいいな(^.^)

うちの娘、たくましく成長中です。

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