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「筋トレで【筋肉量を増やして】『活動代謝を上げて』ダイエット」は可能か?

「ダイエット・筋トレで体型が変わらない理由と対策」:目次

「筋トレで【筋肉量を増やして】基礎代謝を上げてダイエット」は成立しないことがわかったので、「筋トレで【筋肉量を増やして】基礎活動代謝を上げてダイエット」は可能か、検証していこう。

まず、「活動代謝」をザックリ定義すると、「日常的な活動(運動含む)をすることで一日で消費する全カロリー」だ。

※一日の全消費カロリーを「基礎代謝60%」「活動代謝20%」「食事誘導性熱代謝(食後の発熱)10%」に分ける定義もあるが、「ダレ変」では、「活動代謝」は「一日の全消費カロリー」と同一と定義する。

では、筋肉量で「活動代謝(一日の全消費カロリー)」がどう変化するか、確認してみよう。
「活動代謝」の計算方法(日本医師会)は、

基礎代謝×身体活動レベル(1.35-2.00)

※身体活動レベルは、下記の区分けと年齢で1.35-2.00の数値が決まる
レベル Ⅰ:生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合
レベル Ⅱ:座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合
レベル Ⅲ:移動や立位の多い仕事への従事者。あるいは、スポーツなど余暇における活発な運動習慣をもっている場合

おや、筋肉量の項目がない。
そう、「活動代謝」の計算には、筋肉量は関係ない。
どれだけ、一日で動くかが重要なのだ。
つまり、筋肉量の少ない人が小まめに歩くことで、筋肉量が多少多いが車移動で日中ほぼ座りっぱなしの人より、「活動代謝」が多い可能性があるということだ。

とりあえず、「筋トレで【筋肉量を増やして】基礎活動代謝を上げてダイエット」は成立しないことがわかる。
だが、筋トレが「活動代謝」に影響を与えるほどの運動量であれば、「筋トレで【筋肉量を増やして】基礎活動代謝を上げてダイエット」が可能かもしれない。

では、「筋トレで【筋肉運動量を増やして】基礎活動代謝を上げてダイエット」は可能か、検証してみよう。


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