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子どもがいても幸せになるし、子どもがいなくても幸せになるよ

125日目。

桜も散り始めてきましたね。

なぜか、今年は、とっても不思議な気持ちで桜を眺めています。
ようやく、純粋な気持ちで、桜に向き合うことができるようになったのかも???

というのも、昨年までは、もっと、なんと言ったらいいのか、「切ない気持ち」で桜を眺めていたように思います。
あー、あと何回桜を見ることができるのかなー?って、そんなことばっかり思っていたような気がします。

なんか、おおげさでしたね、わたし。

ようやく、「桜、めっちゃきれい!みんなお花見楽しそう!」と、純粋な気持ちで、ただただ桜の美しさを、身体の隅々で味わって楽しむわたしになったような気がします。
今、ここにいることだけに集中できるようになったのかな?
(あくまでも当社比ですー)

***

不妊治療をしていたとき、こういうものが読みたいけれど、出会えなかったなぁ…というものがあります。

それは、子どもを授からなかった女性が、どんなふうにして「子どものいない人生を歩む自分」を受け入れていくようになったのか?というものです。

まぁ、真剣に探してもいなかったので、きっとどなたかが書いてくれていたとは思うのですが、わたしは出会えなかったんです。

ネットや雑誌で見かけるようなものは、世間に名前の知られた有名人の体験談だったり、きっと平坦ではなかったであろうその道のりを、ごくごく短い言葉でしか伝えていなかったり…。

わたしが出会ってみたかった言葉は、ふつうの人が、どんなふうにその道のりを歩いたのか、とっても個人的で、とっても生々しい言葉を読んでみたかったんです。

でも、なかなか出会えませんでした。

不妊治療をしているときは、どうしても妊娠→出産した人の体験談を読みたい、つまりは、自分が望んでいる未来を生きている人の体験談を読みたいと思ってしまうものだから、わたしがあえて見ないようにしていた、ということもあるかもしれないですね。

「子どものいない人生を歩む自分」を受け入れる、そのプロセスの、ものすごーい難所を、わたしはもう超えてしまったところに、今、いると思います。

だから、生々しい言葉で書けるかわからないですけれど、そんなことも書いてみようかな?と思う、春の夜です。

どなたかのこころに届けばうれしいし、なにより、あの頃の自分に向けて書いてみたいのだと思います。

結論だけ先に言っちゃうと(え?言っちゃうの?笑)、

子どもがいてもしあわせになるし、子どもがいなくてもしあわせになるよ。
だから大丈夫。

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ライティング・ライフ・プロジェクト第5期、満席にて受付終了いたしました。ありがとうございました。


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