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【禅寺紹介その2】水墨画の世界。あまり人がいない国宝の禅寺。〜多治見永保寺〜

こんばんは、くんくんです。今日は岐阜県に三つある国宝建造物の内、2つがある多治見の永保寺についてです。有名なところですね。

■多治見の永保寺とは

永保寺は、虎渓山とも言います。
夢窓疎石というものすごく偉い禅宗のお坊さんが建てられました。
いまから700年前のものが、そのまま2つも残っている非常に貴重なお寺です。

開山堂と観音堂です。
禅宗様式の建築物の最古に近いものです。

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■日本ではないみたい

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水墨画をカラーで見ているようです。実際にこの目で見ると写真の何倍もの迫力があります。ここは、本当にいいです。

■国宝 観音堂

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軒反りが強いです。ほんまかっこいい。
ザ・禅宗様というほど、禅宗様が濃くないですね。
垂木もみせず、板軒にしていたり、柱間の詰め組もないし、全体的に質素な印象を受けます。



■国宝 開山堂

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こちらは禅宗様が色濃くでておりますね。詰め組がかっこいいですね。
あと垂木が扇状に広がっています。

■まとめ

多治見に行かれることがあれば、是非永保寺にお立ち寄りくださいませ、

ちなみにここから近く中華そば大石屋はいつも行列ができてます。




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