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「2020年を漢字1文字で表したら?」というお題をいただき、僕は「覚」と書いた。

2019年が過ぎ去り、2020年を迎え入れた。と言っても、1年の区切りというのは個人的には目標達成を測るものにもなりえないし、「1年頑張った!」となるには短すぎるし、どうも1年で区切るのは違和感を少し感じるけど、1年前の今日から1年後の今日までどのように変化していったのかを見える化することができる。だからこそ、ざっくりと2019年をまとめ、2020年に対しての覚悟を入れ直していく。

▼2019年01月~03月
採用や広報の仕事と就労継続B型事業所「三休」の立ち上げの両立。それに様々なイベントや場づくりの主催。有能な後任を採用することができ、僕がしてきた採用・広報の仕事を余すことなく彼に伝えることに注力した。また、三休のオープニングイベント「THANK_YOU_TABLE」を03月09日(三休の日)に開催。たくさんの人が来場し、三休の門出を祝い合えた。あとはお世話になったLORANS.福寿さんへ三休オープンの報告に東京へ、自然農法×障害福祉を拡げる自然農法PARTYの見学で愛媛へ。行動決定の軸が「人事の仕事」から「三休」へとシフトしていく。ありがたいことに、1日ゆっくりと休める時間がなかったほど、あくせくと動き続けていた。「休む」ことを悪、と自分自身に課していた気がする。

▼2019年04月~06月
三休オープン。利用者が1名の中、スタート。未経験の農業の世界に入り、失敗が多めの試行錯誤。スコップとクワのみで畝を立てたのは苦い思い出。約10畝超のハーブ農園が出来上がったときの感動、そして苗の定植から収穫までを担った万願寺とうがらしの味は一生忘れない。農業指導の辻さんのおかげで最低限のスキルと知識を身に付けていく。と同時に福祉事業所への営業をたくさん行った。でも、すぐにメンバー増へと結果に結びつかなくて、雨の日、原付、泣きそうになる。他事業所との差別化は「地域づくり」と考え、マルシェやトークイベント、バーや映画鑑賞会などを三休で開催した。

▼2019年07月~09月
夏、万願寺とうがらしを収穫、そして仕分けし出荷を繰り返す日々。また、ミント販売を開始。京都カルチャーの一端を担うKyoto Metroやラバダブからスタートし数ヶ所のお店に毎週持っていくことができた。この時期から「地域づくり」を収縮し「仕事づくり」を確立していくことに注力することに。趣味の音楽を通じKyoto MetroでBYE_MY_BARRIER、そしてTHNAK_YOU_TABLE VOL.2を開催。ギターの弾き語りも数回やったかな。

▼2019年10月~12月
夏に比べて農業は落ち着く。毎月行っていた営業活動のおかげか少しずつ見学や実習の機会を得ることができ、少しずつメンバーが増えた。でも、まだまだ。イタリア野菜や小松菜、ほうれん草を育てている。近くの市場への出荷も始めたし、オフィス前での軒先販売もスタートした。新しい福祉を発信するアンフィニプラスのウェブメディア編集長に就任。

2019年は「しない」選択をし「いま取り組むべき」ことに全力を注ぐ環境をつくることを意識した。いままでは「これしましょうよ」や「これしてくれませんか」というお声に対し、金銭の有無や時間の所要などを考えず求められたことに応えていった。求められるということは「必要とされていること」、だからこそなんでもかんでも引き受けてきた。けれども「いまそれをすべきか」の軸をとってもとっても意識し、ご依頼を断ることも増えた。三休をもっともっと良い場所にしていきたいし、もっともっと農業で儲けたい。それをメンバーに還元していきたいし、地域の方々と楽しさを共有したい。その土台づくりに精力した1年でした。

「2020年の抱負を漢字1文字で表したら?」というお題をいただき、僕は「覚」と書いた。障害者と一緒に働く「自覚」と農業で儲けていく「覚悟」を持つ1年にしていく。たくさんの良い農作物を収穫し、売っていく仕組みをつくる。その売り上げをメンバー1人ひとりに還元していく。農作業から農業への転換期、居場所から就労への転換期と位置付けている。

福祉の線引きを薄めるために、福祉の中で遊んでいます。特に障害をお持ちの方と一緒に。みなさまのサポートはそれらの遊びに活用します。