【アラフォ女子ひとり旅】ベトナムホイアンへ行ってみた#002_孫悟空が閉じ込められた場所?五行山へ
五行山とは
五行山(ごぎょうさん)は、ベトナムのダナン市近郊にある5つの小山からなる霊山でベトナム語では「Ngu Hanh Son(グーハインソン)」と呼ばれる。
「木・火・土・金・水」という中国の五行思想に基づいて名付けらているとのこと。
山の中には古くから修行者が住んでいたり、戦争中には隠れ場所としても使われていた。
メインでもあるフィエンコ洞窟にはベトナム戦争の空爆でできた穴もある。
別名「マーブルマウンテン(Marble Mountain)」
早朝からダナンへ向かう
ダナンを代表するパワースポットのひとつとして知られている五行山にはどうしてもいきたかったので、ベルトラからタクシーのチャーターを事前に予約しておいた。
なんとお迎えの時間は朝の6時笑
ダナンからはGrabで行くと300円くらいなのだけど、ホイアンからは少し距離があった。
山は7時半にオープンなのだけど、早朝6時から飛ばしてくれたので、1時間もしないで着いてしまい、チャーターのおじさんに言われた通り、石材屋さんで待たせてもらう。
待たせてもらってる間、終始この石材を売りつけてこないか不安でしょうがなかったんだけど、特にそんなこともなく。(多分言葉が通じなから?)
ジュースいる?って言われてあまり飲みたくなかったけど、ただなんとなく居づらかったので購入。
チアシードが入ったドリンクだったので日本よりは安かったけど、ちょっとぼられたかもしれない。
五行山の入り口
五行山の入り口は2箇所あり、ゲート1からとゲート2から入る方法がある。
ゲート1の入場料は2種類あり、一つはエレベーター付き、もう一つはエレベーターなし。
たっぷり時間があった私は普段の運動不足解消に登ることを決意。
まだチケット売り場がやっていなかったので、ウロウロしていたら現地のおばちゃんに捕まり、なぜか案内をしてもらい、五行山のポストカードをもらった
(後にお店でものを買わされることになる。。)
まだ早朝であったのと、人も全然いなかったのでさほど暑さで疲れることはなかったが、この時期(5月上旬)の日中は34℃まで上がり蒸し暑さが続くので、午後はきついかも。ちなみに人がいないので三脚を立ててぼっち写真撮りまくっても全然大丈夫だった。
一人旅は自身の写真がないのがいつもそこがネックなのである。
チャンパの遺物の祭壇
五行山内の洞窟や寺院はもともとミーソン遺跡を作り上げたチャム族(古代国家チャンパ王国を築いた民族)の寺。
チャンパ時代の彫刻や石碑が残されており、一部はヒンドゥー教の神々を祀る祭壇として使われていた。これが代表的な1つであるという。
チャンパ王国(Champa)は、2世紀から19世紀にかけて、現在のベトナム中部に存在したヒンドゥー教と仏教を信仰する国家。
チャンパ文化は、インドの文化や宗教の影響を受け、特にシヴァ神やその他のヒンドゥー教の神々を崇拝していた。
チャンパの遺物は、ベトナム中部の文化遺産の重要な一部として保存されている。
フィエンコ洞窟(Huyen Khong Cave)
この天井の穴から差し込む光が幻想的ということで、たくさんの観光客が訪れるパワースポットになっているのだけど、実はこの穴はベトナム戦争時の空爆によってできたもの。
そして中の階段を進むと見えてくる、五行山の中で最も大きな仏像。
私がここに辿り着いたのは9時過ぎとかなので、太陽の光が差し込む景色を見ることはできなかったのだけど、この空間にたった1人という最高に贅沢な時間を過ごすことができた。
だけど、ここで死んだら当分誰にも気づかれないのでは。。という恐怖にもちょっとだけ襲われた。。
展望台(View Point)
五行山には2つの展望台があり、ここは最も手軽に五行山の景色を一望できるポイントの一つ。風が気持ちよくて、早朝はベストポイントだった。
時間が経つにつれて観光客がたくさん来たので、やっぱり早起きは三文の徳ということを実感。
五行山には飲み物必須です
まだ4月とはいえ、アジア特有の湿気を含んだじっとりとした汗ばむ気候。。
さらに、この日は軽い登山レベルの運動量を予定していたため、水分補給が欠かせない。
五行山には売店が点在していると聞いていたけども、早朝に訪れたせいかどのお店もまだ営業していなかった。
そんな中、まだオープン間近の屋台で飲み物を購入。
アジア旅行では必ずココナッツジュースを楽しむと決めている私にとって、ここでもココナッツジュースを見つけられたのは嬉しいサプライズだった!
手に取った瞬間、暑さで疲れた体に心地よい甘さと爽やかさが広がり、やはりこれがアジア旅行の醍醐味だと実感。
でもなんだかんだ日本の麦茶は一番ホッとする味で、持ってきて良かったと思っている。
麦茶はぬるくなっても美味しく飲めるので(なんとなく懐かしい感じの味だし)ジメジメした気候のアジア旅行にはおすすめ!!
続く→(次回は #003 ホイアン名物を食べてみた)