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【BIGMAMA】 Tokyo Emotional Gakuen 初聴メモ 【青春はエモい】


愛してやまない

"バケツとヴァイオリニストのいる
5人組スーパーロックバンド"

BIGMAMA

が2023年10月25日(水)に5年ぶりとなる
アルバムをリリースしました。

その名も【Tokyo Emotional Gakuen】

今回はその中でもライブや先出しなどの無かった
"初めて聴く曲"について、
歌詞カードを読みながら
曲を聴きながら書き連ねておいたメモなどを
少しまとめてお届けします。フレッシュパック。

言葉になっていなくたって
それもまた良きとして受け止めてもらえたら
とっても幸。

ライブやツアーを経たあとだと
聴こえかたや見方が変わったり、
聴いているうちに
自分の中のとくべつになってしまったりするから、
これは今だけの新鮮な気持ち。

あくまで、"初聴"メモ。
色んなインタビューを読んだり、
ライブ後に配られるライナーノーツ
(今回はTokyo Emotional Magazineというらしい)
を読んだりしてまた深まったらもうちょい書く。かも。

03 数学 | RULER

この曲が実質アルバムの中で初めて聴く曲。
歌詞に金井さんらしさがそこかしこに散りばめられてて
一気にアルバムの世界観に引き込まれる共に
『うわあ〜BIGMAMAの新曲聴いてる〜〜〜』
って少しにやけてしまった。

最後の「はかる」のあらわしかた、
実に6種類。
好きです。

しっかし
「結局最後は自分次第でしょう?」
って金井さんらしくて好きだなー、

、、、
、、、、、

待って、最近なにかで
そのまんまこのフレーズ見たぞ…?



ハッッッ
これだァ〜〜〜〜〜!!!!!

■別府さんからの質問5
25歳の時の自分に1つだけ伝えられることがあるとしたら何を伝えますか?

「結局最後は自分次第でしょう?」

あなたに訊きたい7つのこと#31<別府由来×金井政人>

金井政人氏、こういうのやりがち。
あとから気付いたらそういえばいつかのあのブログのタイトル、今度のアルバムのタイトルじゃん、とかね。
あのフレーズってもしかして…?的なね。

何かひっかかったな、と思ったら
ひっかけたまんまにしとくと
のちのち楽しいです。


ちょっと初っ端テンション高めにいってしまったので
ここからはメモに則って淡々と。


05 倫理 | ロジカルモンスター

ティーザーで少しだけ流れて気になってた曲!

これはとにかくイントロからダークな感じが出てて
めちゃくちゃかっこいい!
歌のうしろでベースがうねうねしてるのが
心の中のゆがみひずみを表してるようでツボです。
(ライブだと安井さん凝視しちゃうかも)

「薄っぺらな自分」でPaper-craftを想起して
ふふっとする。

間奏はスーパー安井タイム。
からのカッキー真緒さんのターン。
ラスサビ前の部分、音が少なく、
そして無くなるとこが嵐の前の静寂さを感じられて好き。

ラスサビ、カッコ良くて「ふへぁ」って声出た、、。
最後のヴァイオリンStrawberry Feelsみあって、
あの部分はストーリー性があって好きだから
今回この位置に入ってきたのかーとちょっとニヤッとした。

ひと通り聴き終えたところで、
イントロでジャキって音が鳴ってるのは
銃を構えた音と気付く。こういうのアガる。

ちょこちょこリズムが気持ちいいな、
刺してきてるな、って思ってたら
ビスたんが作曲手伝ってるのもあるのかしらね。

ビスたん本当にありがとうね(泣)

(ことあるごとにビスたんに感謝を伝える会の会員)
(私しかいない)
(会員募集中です)


06 生物 | 悩みの種に花が咲いたら

真緒さん作曲!
このアルバムの中で唯一アコギを使った曲で、
ドラマの挿入歌になってて欲しいなと感じた。

歌詞もそうなんだけど、
ピアノとヴァイオリンが
優しく肯定してくれている気がして泣いちゃう。

ずいぶんと大人になってしまって、
悩みを抱えることも少なくなったけど、
この曲が"あの頃"にあったら
きっと救われるというか、
大丈夫なんだなと思えるような、
そんな曲。

アウトロがこれまたいいのよ。
そしてそれに続く次の曲の足音も。

こういう繋がり、アルバムで1曲目から
まるまる流して聴くことの特権というか、
アルバムだな〜〜〜っていう良さを感じる。


07 歴史 | History Maker

ししょお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
柿沼師匠が歌うことで安心感、そっと後押しされてる感があってなんか泣いちゃう(すぐ泣く)
歌からも懐の大きさが漂うってすごくない???
もはや神々しさすら感じてしまう…。

金井さん、これをカッキーに歌って欲しいって
言ってくれてありがとうございます。


『BIGMAMAの曲の中で
特に大事なポイントは柿沼広也がかっさらう説』

を長年提唱していたんだけど、
それもあってかカッキーが歌ってると
詩の説得力がぐっと増す気がします。

そして生物からの歴史、この流れとても良いと思う。
自己肯定感高めゾーン。


08 地理 | Nowhere Now here

リズムがスキ〜〜〜〜〜!
そしてイントロからぎゅんぎゅんのギターがかっこいい…
さすが作曲にカッキーの名前が連ねてあるだけあるわ。
ライブ映えがすごそう。

間奏でヴァイオリンとギターがやりあうのに
お上品なCPXをほんのりと感じるのは
わたしだけ…?

アルバム収録曲が発表されたときから
「Nowhere」と「Now here」で
言葉遊びをし始めるのを楽しみにしておりましたの私。

nowはhereだけどNoなwhereってことよね、
おもしろーい!!!

「ワンとなく」の「なく」がひらがな表記なのは
なにか意味があってのことなのだろうか、
なんとなくとかけてる的な…?


09 英語 | 5W1H

冒頭、なんか聴いたことあるぞ…
と思ってたらこれもさわりだけ匂わせされてたね…?

私、金井さんが書く「振り向いてもらえない」とか
「振り回される」とか「片想い」みたいな詩が
とても好きで。

Mooとか!
Baseball prayerとか!!!
Happiemesisとか!!!!!

この曲もそれらと似た雰囲気を
纏っているように感じた。

より穏やかになって、
愛おしい気持ちを大切にしながらも
選ばれないことにどこか悔しい気持ちもあって。的な。


アルバムの中でいうと、はじめの虎視眈々とで
「今回のアルバムいいじゃん、さいこー!」と
テンション高めに思わせつつ、

この曲で中締め的に
「なんか今回のアルバムやはりとても良いのでは…?」と
じわじわ思わせるのにとても良き位置。


そしてこのあとは例の17くんでエモさをMAXに
持っていく魂胆なんですね、わかります


12 帰宅部 | Go Home Anthem

だっるううう早く帰りたい帰らせろおおおっていう
荒々しいメロコア的な感じの曲を想像してたんだけど
思いの外ポップでびっくり!笑
帰らせろじゃなくてもう帰るターンになってるから?

ライブで客電着いてぱあって明るくなってから
アンコールでやる感じー?
ツアーT着たメンバー出てきちゃう感じ〜〜〜?


これまた好きポイントの話になるんだけど、
私は金井さんから
「まあ現実ってそんなもんよね」的な
ポイントが滲んでるのが見えると
少し安心してしまうというか。

the cookie crumblesのときから
変わっていない部分だからなのかな。

現実はこんなんだけど、なんとかまあやってみるか、
という気持ちにならせてくれる、
元気の押し売りとか圧が強くないところに
ほっとするのかもしれないな。


だって帰宅部聴いた人、

「ほんとひとつだけあればいいのにな〜
今すぐにでも帰りたいとこだけど
まあなんとか今日も乗り切るか〜」

って思うでしょ、
宿題やれって言われたらやりたくなくなるやつと
理論は一緒な気がする、たぶん。

あ、寄り添って肯定してくれてるからなのかな。
(今気付いた)
肯定するのさえ圧が強くなくて助かる。


番外編

結局全部書いちゃう/●<\-☆
既出曲は簡単にいきたい。

02 現文 | 虎視眈々と

1年間、君にずっと会いたかったよ。
渋公フリーライブのとき、
候補がこの「虎視眈々と」とあと2曲あって、
私は断然この曲が好きだった。
矢継ぎ早に繰り出される四字熟語が攻撃力があって好き。

この曲がインストを除いた1曲目であることは
BIGMAMAの宣戦布告なのだと思ってる。
かましてやりましょうぜ。

04 物理 | Time is like a Jet coaster

イントロがもう好きだよ、、、
いつになってもいくつになってもBPM速め曲は
心がわくわくぴょんぴょんしちゃうじゃん…

音が次々に来てあらもう終わり?だなんて感じさせたあと、最後の最後にゆっくりになる感じが
これまたジェットコースターみたいで
余韻に浸れて好きです。

この曲ビスたんがつくったんだね、
本当にBIGMAMAに来てくれてありがとうの気持ち。

両手をあげて、振り落とされないように
毎日を生き抜くのだ〜〜〜

10 17 (until the day I die)

だいすき。
エモさで溺れそう。

この曲はこの曲はだけで1本書きたい気持ち。
とにかくMVを見てほしい。


以上、結局全部書いてしまったけど、、、


あっっっ
Tokyo EmotionalとTokyo Emotional Repriseも
好きです、安井さん!!!

音の波紋みたいなのが全体に漂ったままあるのが
とても心地よくて。

似たような雰囲気だけど
Tokyo Emotionalの方のイメージは朝。
小鳥がさえずっていて
光の輪がキラキラしている風景がイメージ出来る。
これから始まることにわくわくを感じさせるつくり。

それに対してTokyo Emotional Repriseは夕方。
雑踏っぽい音が入っていたり
少しざらついたダウナーな感じで
陽が落ちつつある街の様子が浮かんで来る。
センスが流石です。


今回のアルバムがこれまでと明確に違うところの
ひとつは、5人全員何かしらの作曲をしていること。

冷静に考えてみんな曲つくれるの、
すごいね?????

BIGMAMAのこれからに広がりが出た気がして
とてもわくわくしてます。ふふふ。


以上、初聴メモを終わりにします。

まだTokyo Emotional Gakuenに
出会ってない人は
よかったらこの機会にぜひ。

で、Zeppで会いましょ。


ではまたの機会に。

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