麻美子

うつくしくはない、思考の掃き溜め

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しなやかな腕の祈り

Coccoさんの「しなやかな腕の祈り」という曲が好き。 歌詞 何かを成し遂げたくてもがくとき、"自分のために"を意識して自身を奮い立たせること多々ありなのですが、良い起爆剤でありながらも、意外とそれだと充電が長続きしないし、歯車が噛み合わない。 わたしは自己肯定が得意なほうではないから、そのせいなのかもしれない。 偽善のようなことを書くけれど笑、大事な人たちの喜ぶ顔を思い浮かべることが、ふとした瞬間の心のエネルギーになることは、あると思う。 でも夢中になっているときは

    • 手紙の在る生活について考えてみる②本編

      手紙を書くことが好きだ。もらうことも好きだ。バンドのお客さんからもらった手紙は嬉しくて実家のコルクボードに飾ってある。 書いて楽しい理由、もらって嬉しい理由はなんだろうと、取り留めなく考え記してみる。 言葉にする行為は、意外と労力が要る。手紙に魅力を感じるその理由はなんだろう。 会っていない間に相手のことを考え「言葉にする」、その時間に価値があるからなのかもしれない。 それはメールでも、チャットアプリでの連絡でも同じでは?という話にもなるが、直筆はまた違った趣があると思

      • 手紙の在る生活について考えてみる①前書き

        祝日、バンドも何もかもがオフになり時間ができたので、英国に住む知人老夫婦に手紙を書いた。 年に1往復の文通を、かれこれ10数年にわたりしている。毎年の恒例行事である。 いつもは「また会いたいね」「東京に来てほしい」という言葉を認め、写真を同封し、それなり陽気な気分で投函をするのだが、今回は少し違った。 いつ、会えるのだろうか。もしかしたらもう、会えないの、だろうか。 と、初めて思った。 郵便局の方には「今の情勢だとすぐには届きませんね。」と言われた。 終わらないパンデミ

        • 文章を書く理由を考えてみた

          追い詰められて、感情が追いつかなくなるときに文章を書きたくなります。他方で、どうしようもなく幸せであったり、晴れ晴れとしていたり、そんなときも書きたくなります。いずれの場合も感情が自分のコントロール外にあるときに執筆意欲が湧くのですが、今日は幸運なことに後者です。精神的には大変ありがたいことです。 ああ、ここまで書いたときは2021年の11月半ばでしたが、今は2022年1月末。今の状態としては前者、です。 いずれにしてもわたしにとって「執筆」というのは創作意欲による行為とい

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          酸素と海と

          車の運転は苦手なのでガソリンはあまり…ですが、人間らしく、最低限の気遣いは消費しているなと感じる日々です(元ネタ)。 今日はなんというか、本物のひとりごとです。海と某少女漫画の話をするただけの。このために「海を消費している」という導入をしたというね。需要の有無は関係なく、ただ喋りたい。オチはありません。 「エースをねらえ!」わたしのバイブルに山本鈴美香さん作の「エースをねらえ!」という漫画があります。 昭和の少女漫画の名作であり、アニメ化もされている有名なスポ根作品。令和

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          悲しみきれない大人は「よくある話」で前を向く

          フィクションの考案が苦手な割に、夢の中で架空のドラマが紡がれることがしばしばある。この前は20代半ばの男女の恋愛ドラマだった。事前にお伝えすると、このnoteは恋愛についてと見せかけて、心に関するひとりごとであります。ではまず、夢の回想から。 夢の中で、主人公の女性目線でのナレーションが入った。 こんなの”よくある話”でしょう、と言うことにした。 夢なのにここまで鮮明に言葉が残っているのが不気味だったので、朝起きてすぐにiPhoneのメモにナレーションの全文を入れた。

          悲しみきれない大人は「よくある話」で前を向く