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「理想の自分」になるためには。私が自分と向き合ってきたこと

こんにちは、Mamikoです。
今回は、いつか言語化したいなと思い、ずっとしたためていた「理想の自分になる方法とは?」を書いてみたいと思います。

最近、ありがたいことに「Mamikoさんみたいになるためにはどうしたらいいですか?」という相談をよくもらうようになりました。みんなキャリアや自分の人生に真剣に悩んでいる優秀な人達ばかりです。

当の本人は「そんな・・・私だってまだ27歳だし、まだ自分自身未熟すぎて・・・(汗)」と恐れおののいてしまうのですが、毎日「どんな自分になりたいのか?」自分と向き合っていることは確かです。今日はそんな自分自身への振り返りと、導き出した結論、方法、ちょっとしたテクニックを記したいと思います。

本当は記事を分けようかとも思ったのですが、スーパーロング編です。笑 前半は私の歴史、後半に方法が載っているので是非お好きなパートを読んでみてください!😂

スタートからどん底の人間関係(小中学生)

私の人生の記憶は、覚えているところからだと暗い過去からスタートします。それは、転校をきっかけに仲間外れにされたり、いじめられるようになったことです。

もちろん、転校前やいじめられていたときも仲良くしてくれた友人がいたので、楽しかったことももちろんありました。今でも仲良しな友人もいます。でもこの時の経験から、ずっと人の顔色を伺い、言葉や表情に敏感になり、集団が怖く、できるだけ目立たず、周りと同じように生活をし、自分を殺すように過ごしていたことが私は今でも忘れられません。簡単に言うと、人間不信になり、自分の人間性も崩壊して、人間関係が上手くいきませんでした。

自分を変えてくれた高校生活

そんな地元を離れたいと一念発起し、偏差値が10も足りなかったのですが、目指していた東京の高校に入学することができました。

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ここまでのプロセスも非常に過酷なもので、中学3年生から両親にお願いして塾に通わせてもらい、別で続けていたチアリーディングの全国大会と並行して受験勉強に取り組みました。全く時間がない中で、結果も一向に出ず、模試は永遠とE判定。文字通り、毎日泣きながら勉強して、最終的に奇跡的に合格を掴んだ高校生活は、自分の人生を変えてくれた大きなターニングポイントになりました。

異文化と多様性との初めての出会い

国際的な学校だったので、帰国子女が多く、国籍は日本、韓国、中国、アメリカ、イギリス、メキシコ、オーストラリア…と数え始めたら切りがないくらい、世界中から集った生徒たちが通っていました。

この多様性、多文化、異文化体験に圧倒されました。みんな個性しかなくて、自己主張が強くて、みんなが異質な存在。これまでの当たり前は当たり前じゃない。すべて固定概念だとぶち壊されるようになりました。この頃に初めて覚えた英語は「Chaos(カオス)」でした。笑

日本語じゃないから何を話しているのか分からないこともしばしば。でも、みんな違ってみんないいことを互いに認め合っていて、尊重し合う文化、自由と責任が隣り合わせの学校生活にとても感化されました。初めて自分のアイデンティティを探すようになりました。

大きな挫折を味わった高校生活でもあった

夢の高校生活ではあったのですが、同時に周りとの差を感じ、劣等感にまみれた辛い時間でもありました。チャレンジで入ってしまったがために英語もろくにできないし、学校の成績も悪く、本当はチアリーディングで全国大会決勝進出を果たしたいという目標と共に入学したはずが、部活の成績は右肩下がり。何か達成できたことはあったのかなあ?と今でも思います。

さらに私の人間性も最悪なので(笑)、常に周りを攻撃して自分を守ろうとしていた気がします。今でも当時の自分の性格を思い出すと、最悪です。(笑)

心理学部へ入学し、いろんなことを達成できた大学生活

第1志望の大学には一般入試でかすりもせず不合格、でもなんとか推薦で大学へ入学することができ、心理学部に進学しました。

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心理学部を志望した理由は、ここまでの自分の人生体験から、人の心に興味関心を持つようになったことがきっかけ。どうしたらもっと人は幸せに生きることができるんだろう。幸せって一体なんだろう。そんな思いを胸に、心理学部では社会心理学や幸福論について研究しました。

また絶対に辞めてやる!と高校で決意していたチアリーディングは、入学した大学が強豪校だったこともあり、ラストチャンスと決めて入部しました。結果、1年生のときからAチームに選抜してもらい、念願の全国大会決勝進出、5位というチームでも過去最高成績を残すことができました。またお声がけいただき、大学3年生からはコーチもはじめることに。1週間の予定がほぼチアで終わるくらいチア漬けの毎日でした。辛いことも沢山あったけど、沢山いろんな経験を得られた4年間になりました。

一生仲良しでいたい仲間に出会えたことも私にとって大きな出来事でした。出会いのエピソードは割愛しますが、奇跡的なタイミングと出会いで、大好きな6人の仲間と4年間一緒にキャンパスライフを過ごしました。彼らに出会えて、私の中での友だちの概念は大きく変わりました。

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バイトやインターンシップ、1人暮らしなどほんとにいろんなことに挑戦した大学生活。カナダへの短期留学が叶い、パートナーとなった彼との出会いは大学2年生のバンクーバーでした。忙しかったけど、どれも楽しくて幸せで。忘れられない大学生活になりました。

社会人生活

以前「私が営業から広報に転職した理由。社会人3年目の転職の壁について」で仕事については触れたので、若干割愛しますが、学生の期待と大企業の現実に悩み、結果的に今のPRという仕事にたどり着いて充実した毎日を送っています。私はどうやら、キラキラ、いきいきして働いて見えるようで(笑)、いつも有り難いことに社内外いろんな方から嬉しい言葉をかけてもらいます。それが自分の力になっているので、ほんとに嬉しいです。いつもありがとうございます。


自分を語る上で絶対に欠かせないアイデンティティ

ここまで自分の27年間を振り返ってきたのですが、上記は絶対に外せない自分のアイデンティティだと思っています。

・いじめられてた経験
・小学5年生から続けてきたチアリーディング
・逆境から勝ち得た高校受験
・劣等感を感じ続けた高校生活
・異文化体験
・心理学
・いろんなことにチャレンジできた大学生活

マインドセットが「実現できない自分」だった

振り返ってみると、高校時代は明らかに自分の努力が足りないし、マインドセットも「実現できない自分」だったと感じています。ただ、今客観的に振り返れば、東京へ引っ越し、1人暮らしをすることもあり、週5の朝昼放課後練習と土日の8時間練習とよくがんばっていたなあとも思います。成績も下から数えた方が早いくらい落ちこぼれでしたが、決して悪かったわけではなく、最終的に大学は推薦で進学することができました。また、チアリーディング部として結果を出すことは叶わなかったものの、キャプテンとして奮闘した経験は非常に自分の大きな財産になりました。

つまるところ、頑張ったかどうかというよりも自分のマインドセットが正しかったのか、というのが今と過去の大きな違いだと感じています。

頑張るかどうか、努力するかどうかではなく、正しい方向に自分で舵を取れているのか。正しい勉強の仕方、練習の仕方をしないと、大会や受験のときに成功しないのと同じで「正しい方法」に自分を導いてあげられてなかったなと思いました。

自分の思考が未来を作っている

他の経験と比較すると、大学生活は自分にとって成功体験だったのですが、実際大学2年生くらいまでは部活が忙しすぎて勉強も忙しく、かなり病んでいました。そんなときに出会った本に「今の現実は100%自分が原因で引き起こっている。自分の無意識、深層心理を変えることで未来は変わる」と書いてあり、この本に惹かれて言われるがまま実行してみました。

今はかなりメジャーになっている「引き寄せの法則」「自分の思考が現実を作る」と言ったような潜在意識をコントロールする方法です。一見、ファンタジーのように感じてしまいますが、心理学や精神医学では科学的に根拠のある方法です。沢山書籍が出ているので是非自分に合う本を見つけてみてください!

自分の思考が原因だと理解すると世界が変わった

この本を実践してから自分の見える世界は変わりました。いろんなことにチャレンジできるようになり、自分の実現したい世界が手の中に入ってきます。これには自分もかなり驚きました。今のパートナーの彼と付き合うことになったのもこの本を実践した後でした。

人のせいにするのではなく自分のせいにしてみる。すると自分のせいなので、自分でコントロールすることができる。自分で解決ができれば、世界は変えられる。

といった具合に自分の世界は自分でコントロールできるようになります。もちろん大なり小なり時間はかかります。それでも毎日少しずつ自分の思考が現実になることを体験できるはずなので、とても楽しい経験になります。

思考を整理するためにリフレクティング、ジャーナリングが効果的

日本語ではあまり馴染みがないと思うのですが、reflectingjournalingという方法がおすすめです。簡単に言うとその日その時の思いや行動、思考を振り返るというもの。簡単で大丈夫ですし、方法はなんでもOKです。今日はこんな出来事があった。その時自分はこう感じた、とか自分の深層心理を振り返っていきます。

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例えばすごくムカついたことがあるとします。その時はなんでムカついたのか、カッとなってしまったけど、よくよく振り返ってみると自分にムカついていたんだな、と振り返って気付くことがよくあります。
でもその時のカッとなった行動は、相手には私自身に怒っていたなんて絶対に伝わっていません。相手に怒っていたと伝わったことでしょう。次に同じようなことが怒った時は、自分自身への怒りだと一旦感情をコントロールするように気をつけよう、と反省しました。

私はだいたいノートに書きます。最近は頻度を上げているので毎日書いていますが、だいたい週1はやっています。かれこれ続けてもう6年以上は続くと思います。書く瞑想とも言われるのですが、マインドフルネスもこの潜在思考、無意識にフォーカスするにはとても効果的で、ストレスマネジメントにも効果的です。

なりたい自分を外に発信していく

私がもう一つ気をつけているテクニックがあります。それは「なりたい自分を外に発信する」こと。もちろんあまりにも現実と虚偽がありすぎて自分に嘘をつきまくるとその思考が現実を苦しめてしまうのでやりすぎは注意ですが、PRをやっていて気がついたのが、ポジティブな情報発信をしていると自然といろんな良いものを引き寄せます。また情報を発信するという力には、その人を魅力的に魅せる力があるのだなと気付きました。

悲しい話ではありますが、どんなに性格の良い人でも、見て一瞬でそれが伝わることはなかなか難しいです。人間が見えるものに信頼を置いている、力を借りていることは確かです。見えるものほど信頼しやすいのです。あと、わかりやすいことも大事です。

なので、逆に自分という人を見えるようにする、可視化するというテクニックです。可愛くなりたい!と思ったら、可愛いと思う自分を発信する。頑張っている自分!と思ったら努力している姿を発信する。SNSはそんな風に自己実現のために有効的なツールだと考えています。自分はこんなことが好きなんだ!と思ったらそれを発信する、そんな感じでいいと思います。

余談ですが、私は過去にメイクレッスンに参加して、先生に「可愛いと思われるメイクを教えて下さい!」と単刀直入にお願いし、印象学からも可愛いと思われるポイントを教えてもらったことがあります。可愛いと思われているかどうかはさておき(笑)そんな方法もあると思います。その後に写真のレッスンにも行って、写真で伝える印象方法も学んだりしてみました。言葉だけではない情報で、どんな風に印象付けることができるか、というのはPRという観点でも非常に重要なスキルだと思います。

過去は実は変えられる

私の人生のスタートはどん底で、今でもあの頃の自分を思い出すと辛かったなあと思います。でも、今はそんな自分のおかげで心理学に出会い、人の心に敏感になったことで人の気持ちを察しやすくなり、その経験に感謝できるようになりました。

正直めちゃくちゃここまで時間はかかりましたが、自分の過去に感謝ができると、自分の過去の思い出を変えることができます。「あの時はひどく辛く、自分にとって辛すぎる過去だった」という思い出が、自分の考え方次第で「辛かったけど、今の自分の礎になった」と思えるようになります。

よくある話で、毎日大変だったし、辛かったのに、いざ辞めてみるとあの時の毎日がキラキラした思い出になっている、と。そういうことってありますよね。青春の思い出、みたいな、過去の思い出が美化されるのと同じく、辛い経験も自分の解釈によってパワーに変えることができます。

自分自身への不満やどん底は変わるチャンス

今きっとこのnoteを読んでくれた方は、理想の自分になりたい、変わりたいと思っている方ではないかなと信じています。私も数え切れないくらい辛い経験や悲しい経験が自分を動かしてくれました。

自分のことを自分が信じてあげないと、誰もあなたの理想は叶えてあげられないと思います。ベストタイミングは考えたその時から!今からでも絶対に遅くないと思うので、「理想の自分」の1歩をこのnoteが後押しできたらいいなと思っています。

スモールステップで大丈夫です。今このnoteを読んでくださったことで1歩進んだと思うので、是非そのまま次ぎのステップへ一緒に進んでいきましょう!私もがんばります!

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