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アボカド鮪丼と鱒子のいくらまたの名を…


今回、特に記事にするつもりが無くて写真とかほとんど無いのですが、なかなかのインパクトのある出来事だったので、日記として記しておこうかと思います。


先日、ぽなちゃんがそれは見事な鮭を捌いていらして、いくらも仕込まれていてとっても美味しそうでした。


ほぼ同じ頃、我が家ではまた違う仕上がりのいくらと格闘をしておりました…。




*****


先日、近所に新しくスーパーがオープンしたとの事で、お友達からお誘いがあり一緒にお買い物に行ってみました。


オープン初日で駐車場は流石に混んでましたが、入店制限をしていたようで、店内は割とゆったりしていて色々度見て回れてなかなか楽しかったです。


そんな初日の目玉は黒毛和牛とマグロの半額セールのもよう。

黒毛和牛コーナーは人だかりが出来ていたので、(そして我が家はみんな霜降りの和牛が苦手…)比較的空いていたマグロコーナーへ。


マグロは子供が好きなので、良さそうだったら欲しいな〜。と思い覗くと、良〜い感じの赤身のサクが、

「アタシを連れ帰らないと後悔するよ?」

と訴えかけてくるので、そっとカゴに入れ我が家にお迎えする事に。


同じく美味しそうなアボカドがあったので、今日はそれを使ってマグロアボカド丼にしよう!


と思い、帰宅後ウキウキで支度を始めましたが、そういえば結構前に旦那さんと子供が釣って来た鱒から出て来た、鱒子で作ったいくら。



あれ味付けして、念のための寄生虫対策で冷凍にしたままかれこれひと月以上冷凍庫でお眠りあそばしてる。


確かアニーさんは−20℃以下で24時間おけばまず安心だったはず。


普通に鮭の筋子ならここまでしないで良いかと思うのですが、何しろぬるま湯でほぐすでも無くポロポロ出て来た鱒子なので、念のための対策であります。

しかし、気になるのはほぐさなくてもポロポロ出て来るって…。

これ、どう考えても産卵直前のピンポンとか呼ばれる硬いやつなのでは⁉︎

画像1

なんかスーパーボールみたいにポンポンプリプリ跳ねるのですよ。


そう思いながらも味付けをして、仕上がったのがこちらになります。


画像2

見た目的には完璧いくらの醤油漬け。




さてこれを、この日の丼に添えるか否か…。


一応子供に確認したら、魚卵大好きな魚卵有識者の彼はもちろん二つ返事でのせる!と。




画像3

食べる直前までのせるか迷って、
変な余白が開いた丼。

下は酢飯です。


なんか、触った感じ、硬いピンポンなのは最早間違いなさそうだし、お茶漬けとか温かいご飯もの系にのせた方がまだ少しは柔らかくなったりしそうで良いんじゃないかなぁ?

なんて思って提案したけど、硬くても良い!という強い希望に根負けして途中から投入。


画像4

あら、綺麗



綺麗だけど丼の上でめっちゃ跳ねる(笑)



さて、肝心のお味はどうかな?





…と、箸でご飯と一緒に行こうとしても、


ツルツルポロポロこぼれ落ちて口に運べないんですけどーーーー!!


こりゃとんだヤンチャっ子だね!もうスプーンで良いや。


さて一口。


いつものいくらならここで口に入れた瞬間にプチっとはじけてうま~✨ってなるところだけど、


噛もうと、


しても、


硬くてツルツル逃げて全然噛めない!!



どんだけ抵抗するんだ鱒子ちゃん!



ようやく奥歯でとらえて噛もうとしても…



まだ抵抗するか~!!!


かっっった!!!お薬のカプセルなの⁉ねぇ?




その後、奥歯で結構な力で噛み締めて、ようやくバチン!!とはじけた鱒子ちゃん。


いくらのそれとは全くの別物。

たくあん噛むくらいのあごの力が要りました。



流石にこれはきつかろうと思って子供の様子を見たら、果敢に挑戦しながら、一言。




魚卵有識者
「…このイクラは、ギーパッチンだね。」



ハイ!ギーパッチンいただきました!



どう言う事⁉︎って聞いたら、


「ギーって噛んで、パッチンてなるから。」


なるほど、まんまだね。

味は美味しいそうで、魚卵有識者はギリギリ噛みながら召し上がっておられました。



いやしかし、川の中で孵化するの待つ訳だから、たしかにこれくらい硬く無いと耐えられないよね。


旦那さんは、逆にこの硬い皮を破って出てくる稚魚凄くない⁉︎

って言っていて、それも確かに!と、鱒子で自然の力の凄さを感じた出来事でした。


その後、まだ少し残っていたこの硬い鱒子のいくらは我が家ではギーパッチンと呼ばれるようになり、最後の一粒までギリギリパッチンされながら美味しくいただかれたと言う事です。



        完




ではでは、お読みいただきありがとうございましたー!

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