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ひとり肝試し

今日から日曜日の午後まで、家に一人。
息子たちは、夫の実家に強制連行。行きたくないのに無理矢理に。
息子たちが大きくなって、一人で自分の事を出来るようになってからは、私は同行しなくて済んでいる。それは助かっているが、息子たちは本当に気の毒で仕方ない。
私が力ずくでも、夫に刃向かって息子たちの意思を通してあげられたらいいのに…
怖くてそれは出来ない。夫のあの次から次へと溢れ出てくる、あの人を貶める罵声は本当に心が萎える。本当に恐ろしく感じる。
言葉や態度も、十分暴力に値する攻撃力と破壊力があると実感。

夫もいない、子どもたちもいない一人の時間を過ごせるとなると、普通の人なら羽を伸ばしてのんびりと自分の好きなことをして楽しめるのだと思う。
私もそれはそれで好きな事を、こうしてnoteをしながら楽しんでる。
しかし、楽しいのは日中の明るい時間帯だけ。
夜になるとそうはいかなくなる。お風呂は明るいうちに済ませてしまう。
夜ご飯も、早めに済ませてさっさと食器を洗う。夜にはなるべく水場には近づきたくない。

怖いのだ!一人の夜は怖いのだ。
霊感体質だとは思わない。だけど、霊とか超常現象は全面的にではないが信じている部分もある。
実際、怖い思いを何度かしているので、余計に恐怖を感じてしまう。

寝るときは電気をつけておくし、テレビもつけて音を感じるようにする。
夜中にトイレに行きたくなったら、部屋中、廊下、台所、洗面所の全ての電気をつけてまぶしいくらい無駄に照明をつけていく。ずっと一人で大きな声で話しながらトイレへ行き、用を足し、部屋に戻るまで大きな独り言を繰り返す。
そして、トイレのドアは開けたままにして用を足す。誰もいないから許して欲しい。
寝るのは午前3時以降。早めに寝ると丑三つ時に目が覚めて、それはそれでまたビビる。なるべく怖い思いは少なく済ませたいので、明け方近くまで起きて本を読んだり、録画を見たりしながら時間を潰す。
それを今日と明日の二日間。

一人、夜の闇の世界と戦う。
何事もなく、二日間過ごせるといいのだけれど…

こんな感じなので、一人で旅行で宿泊するとかも無理。
親しい友人たちは、私のこの難儀な質を知っているので、毎度、本当に怖がりだねぇと笑う。
友達と旅行しても、ホテルのベッド、ツインで予約しても、一緒のベッドに寝て貰うこともある。毎回ではないのだけれど、部屋に入って嫌な気配のようなモノを感じた時は、そうして貰う。でも、嫌な顔しないで受け入れてくれるので、ありがたい。
大概、私が一緒に寝てぇ…って泣きついた時は、友人も、変なモノを見てしまったりやばい気配を感じるので、お互い一緒のベッドで寝る方が安心して眠れるので願ったり叶ったりだ。

とにかく、一人で夜を過ごすのは苦手。

今夜、無事に過ぎたなら、明日は少し楽になるのだけれど。
昨日の夜に胃が痛くなって、まだ少しシクシクしているので、何事も起こらずに一夜を越せたらと切に願っている。

お盆の夜は…不思議な事が起こるかも…


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