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シンガポールのローカル美容室で失敗した話

なぜシンガポールでローカル美容室に行ったのか。どう失敗したのか。経験談を綴る。

シンガポールはお金を払い、選り好みしなければ日本にある大抵の商品やサービスが手に入る。美容室もそうだ。東京23区より少し大きいぐらいの小さな南の島に、多くの日系美容室が存在する。

日系美容室の相場はカットとシャンプー、ブローで80ドル程度から。日本と比べるとややお高い。日系美容室に行けば言葉の壁もなく楽だし安心だが、いまは専業主婦の身。お小遣い生活だ。ローカル美容室で済むのなら。安く済むのなら、それがいい。

それで、ローカル美容室に予約したのがシンガポールに来て2カ月ほど経った頃。カットとシャンプー、ブローで35ドル。ローカル美容室のなかでは、高くもなく安くもなくというところ。

その店を選んだいちばんの理由は、家から近いから。決め手になったのは、WhatsApp(LINEのようなコミュニケーションツール)で予約できること。電話せずとも予約できるのは、英語が苦手なわたしにとってはありがたかった。
ローカルだけど日本語が話せるとか、日本人がよく来店するといったアドバンテージは特になく、普通の店。

さて、そろそろタイトルを回収しよう。美容室から帰宅後、不自然に長い髪がぴょんぴょんと飛び出していた。結べるくらいの長さでカットを頼んだのにそうならなかったのはもはや瑣末な問題だった。
あの明るく対応してくれたお姉さん、結構好きだったのにな。

カットしてしばらくは他の美容室でお直ししてもらうか本気で悩んだが、少し髪が伸びて結べるようになるとなんとか許せるようになった。
こんなとき、誰に会うわけでもない専業主婦は便利だなと思う。

今回の一件で少し懲りたので、次回は日系美容室でカットするかもしれない。でも、またどこか別のローカル美容室に行くだろう。腕のいいところもあると信じて。

ところで、シンガポールには韓国系美容室もある。シンガポールにおいても美容大国としての地位を確立しているようだ。おしゃれで、値段もそこそこするのでわたしには敷居が高いのだが。

QB House12ドルで満足している夫のことがなんだかうらやましい。わたしの美容室探しの旅はまだまだ続きそうだ。


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