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旅日記1日目アエロフロートでパリへ(1991年7月30日)


機内の様子


1991年7月30日成田空港12時発のアエロフロートに乗り込む。機内で隣り合わせになったのは、留学経験豊富な大学生ウエムラくんとロンドン在住アーティストのミユキさん。2人ともこなれた感じでCAさんとの会話もスムーズ。カッコいい。英語の本なんか読んじゃったりして、私とはレベルが違いすぎ。パリに着く前にすでに自信喪失である。

パリまで16時間のあいだに機内食は3回。恰幅のいいCAさんが「eat!」「eat!」と言いながら機内食を配っていた。ハッキリ言って怖い。

航空券と機内食の塩胡椒の袋


バカンスでパリに帰っていたイサベルの実家へ

シャルル・ド・ゴールパリ空港に現地時間20時半到着。ここからbillet(切符)を買いRER(鉄道)に乗ってパリまで移動。この夜は日本でフランス語を習っていたイザベルの実家に泊まらせてもらうので、14区ダンフェル・ロシュロー駅に着いたらイザベルに電話をするという難関が待っていた。

キオスクかどこかでテレフォンカードは買えたが、かけ方が分からずその辺にいた女の子にかけてもらったようだ。

無事にイザベルが駅まで迎えに来てくれて、そこからバスに乗りイザベルの実家へ。日記には書いていないが、泊まらせてもらう部屋にたどりつきホッした瞬間に「ん?なんか臭い!」なんとスーツケースのコロコロに犬のフンがこびりついている…パリでは犬のフンに気をつけろというが、初日にその洗礼を受けてしまった。


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