NIZIプロジェクトのJ.Y. Parkがすごい![理想のリーダー]世界で活躍するK-POPアイドルへの接し方

本日、デビューメンバーの決まる女性アイドル発掘・育成をする番組NIZIプロジェクト。地域予選の映像をたまたまYouTubeで見てから、東京合宿の映像を見て、私はそのプロデューサーを務めるJ.Y. Parkさんのファンになりました!

J.Y. Parkさんは、TWICEや2PMを世界的なTOPスターへと育てたプロデューサーであり、彼らが所属する3大K-POP事務所の一つであるJYPエンターテインメントを起業し、現在も代表取締役を務め(現在は退任し筆頭株主)、自分自身もアーティストとして韓国では大人気な人物です。ちなみに、JYPは韓国で上場しており、時価総額は6,000億円を超えています。(avexは386億円、アミューズは424億円、UUUMは514億円なので、いかに大きい企業かがわかります)

今日で地上波の番組はたぶん最後?ですが、まだ見てない方はHuluや(小声YouTube)で見ることが出来るので、NIZIプロジェクトをぜひ見てみてください。J.Y. Parkさんの女の子たちのパフォーマンスを見る表情や、緊張の面持ちでオーディション会場に入ってきた時の優しい挨拶、一人一人へかけるフィードバックの伝え方など、あらゆるコミュニケーションが素晴らしすぎます。

女性と一緒に働き、マネージメントを担当する私にとっては、Parkさんの立ち振る舞いは学びがあまりにも多く、理想としているリーダーを体現している方でしたので、今回noteにまとめてみました。

マネージメントやチームでリーダーを担当している方の参考になったら嬉しいです。そして、J.Y. Park(パク・ジニョン)さんのファンが増えたら嬉しいです。笑

1、相手の120%を引き出す!初対面に嬉しい、優しい微笑み。
まず、最初にとても印象的で、すぐに真似をしたいと思った点は、”笑顔”です。部屋に入ってくる時も、誰かに挨拶する時も、笑顔を絶やさないJ.Y. Parkさん。

オーディションで、初対面の時に、必ず緊張している相手に対して、緊張を和らげる笑顔をすることがとても素敵だなと思いました。
少なくても数百人は見ているのに、毎回笑顔で迎えるプロ意識は素晴らしいと思います。

なぜ笑顔にするのか。
相手に心理的安全性を与えることで、120%の力を引き出そうと考えているからではないでしょうか。

緊張していては、不安が勝ってしまい「失敗したらどうしよう」「自分を上手に見せなくては」と焦ってしまうことがあります。

そんな時に、不安な気持ちが勝つのではなく、自分を信じて、120%発揮できた時のイメージを自分自身が持って臨めるように、少しでも不安な気持ちっを取り除いてあげたい!と思っているのではないかなと思います。

自己開示をしやすく、相手と打ち解けられたら、お互いにHAPPYです。
ビジネスでも友達同士でも同じです。
相手に不安を与えたり、余計な憶測をさせないような、自然な笑顔と優しさを表現できたら、人間関係の心配事が減るのではないかと思います。

2、誰に対しても敬意のある挨拶
続いて、尊敬をしたいのが挨拶です。
「あなたに会えて嬉しいです。」オーディション会場に入る女子たちに、そんな挨拶をするJ.Y. Parkさん。
「私もです!」と嬉しそうに答える女の子たち。

オーディションと聞くと、「審査」「評価」をする場・される場と思いがちですが、本気で「出会い」だと思っているJ.Y. Parkさんの想いが挨拶にまで滲み出ているなと感じました。

私も7年前になりますが、就職活動をしている時に、だいたいの企業さんは「審査」「評価」をしているような態度な中、対等に挨拶と自己紹介をしてくれて、楽しくお話をしてくれた企業がありました。
その企業は、私が新卒で入社したUZABASEです。
入社を決めた理由も「自分を一番出せて、その自分を受け入れてくれたから」です。まさに、緊張や不安をとり除き、本気で出会いを求めてくれていたなと思い、今でも感謝しています。

今、SOELUで私が担当している業務の一つにインストラクターの採用基準作成があります。その時にも心がけているのは、良し悪しではなくて、SOELUの文化やビジョンとマッチしているかで判断できるかどうかです。
J.Y. Parkさんの想いを取り入れて、出会いという意識を忘れない採用チーム・採用基準にしていきたいと思います。

3、優しくて泣いてしまう><寄り添った言葉とモチベーションを上げる言葉の魔術

これは簡単にマネできないなと思った、圧巻の技術です。
J.Y. Parkさんはフィードバックをする時に、怒ったり、否定したり、いきなり指摘をしません。

例えば、
「今まで成長していたのに、今回は成長が止まってしまったようで残念。」
「歌の経験は今まであまりないですよね。まだアマチュア感があります。ダンスはたくさんやってきたけど、歌の経験はかなり少ないので、自信を持つためにはまず曲をたくさん歌わないと。」

などなど。過去の頑張りや、今までの経験を讃えながら、”ダメ!”など否定的な言葉を使わずに「残念」や「まだアマチュア感がある」などの表現で、相手に足りない点を伝えています。

そして、「上手くなるため」ではなく、自分が最高のパフォーマンスを発揮するためにもっとも大切な「自信を持つために」という理由を伝えながら、たくさん歌を歌わなければいけないという、具体的なアドバイス。

相手のことを考えた、こんなにも響く伝え方をいつも出来るなんて、、、本当に天才です。

リモートワークが中心になり、テキストコミュニケーションが増えている中、表情や言葉の間でカバーができないからこそ、ニュアンスを伝えることが難しくなっています。より伝え方を意識して、J.Y. Parkさんのような寄り添って、モチベーションの上がるコミュニケーションができるように、工夫したいと思います。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?