8月5日　買い物依存症。ヤフオクで中古時計買いすぎ問題。

最近はみなさん物の所有は面倒で、所有はデータでいい、という感じがある。物の所有より、体験、経験に金を使いましょう、という雰囲気もある。

美術品でも複製不可の保証付きデータを購入する、というのが結構出てきたし、海外からはそういうものを販売しませんか、などという謎のインスタDMなぞもくるようになった。

のだが、私は結構実際に買ってしまうのだ。

ここでもよく開示してしまっているのが時計。怖くて何個あるか数えられない。

ばかすか増えたのは、ヤフオク、メルカリ、ブックオフのおかげというか所為というか、である。

中古品は誰が使ったかわからないので、嫌だ、という意見を耳にするが、私はそういう人が多ければ中古品の値段が下がってGOOD,という感じの中古派だ。

これは昔から古本を買って来たこともあるかもしれない。まんだらげなどで買ってきたが、玩具なども良く買っていた。

ということで、新品よりは中古がいい、という感じである。

ヤフオクやメルカリで１９８０年代や９０年代も含む、中古時計などをよく買っている（やはり2010年代位が多いのだが）。

新品であればなかなか手が出ないが、傷だらけだが動きます、とか、電池切れで動くかどうかわかりません、というものを良く買っている。

その結果、電池を入れても動かないものも結構かったが、そのあたりは価格と相談でばくちで買ってみることもある。

今日の時計は、オリエントスイマーの２０気圧防水クォーツ、WW0021GZ,（GZ00-CO-C)である。

キャリバーはGZ700（GZ00かな？？）,CR２０１２電池を入れれば１０年は持つらしい。

希望小売価格は16200円、ヨドバシでの販売終了は2009.8.11、
最終販売価格は31%OFFの11100円であった。

2009年3月1日にはオリエント社はセイコーエプソンの子会社となっており、その半年後に販売が終了しているのは、もしかするとデザインがシンプルでスペックが優秀（ねじ込み竜頭で20気圧防水）で、中国製であるが価格が1万ちょっとという製品は、３８ｍｍでセイコーのGSを彷彿させるその王道デザインも相まって、セイコーの類似機とのカニバリズムを懸念してあるいは生産を親会社に中止させられたのではないか、と勝手に邪推している。

だいぶヤレた我が中古機は、生産年月日はよくわからないが、仮に2006年製とすると17歳、なかなかいい歳ではある。だが経験上高防水機は雑に使われてきてはいるものの、その防水性から結構長持ちする、という感じも持っている。

最終生産年の2009年製であっても、14歳と、だいぶ前の機種でもあり、オークションの球数はそれほど多くはないイメージだ。オリエントと言えばマコが有名だが、マコとはサメの意であるという。

この機種も裏蓋にはサメのマークが（薄く（笑））入っている。

購入は4000円ちょっとであった。

ということで、ドレスウォッチながら傷だらけではあるが、結構気に入っているのである。

（最近個人的にはオリエントブームが来ています。この古さ、販売価格で4000円（販売価格の4割）というのは、結構人気がある機だと思います）