まねる、ということ。
こどもはまねることの天才
先週末、家族で近所の公園に出向きました。
5歳の長女、2歳の次女は、それぞれ思い思いに遊具で遊ぶのです。
その様をじーっと観察していると、あることに気づきます。
2歳の次女は、おねーちゃんの真似をすることがあるのです。
次女が砂場で遊び始めたときのことです。
最初は一人で、スキなように遊んでいました。
きっかけをつくろうと、僕が穴をほったり、道をつくり、穴に水を注いだりしてあげました。
しばらく別の遊びをしていた長女が砂場にやってきて混ざりました。
一緒にお水を注いで、川ができ、水の流れる様子を観察して、「流れる、流れる!!」と喜んでいた長女が、「裸足になる!!」と靴と靴下を脱いで、水をためていた穴に足を突っ込んで遊び始めました。
見ているこっちも楽しそうだなあと思って眺めていたんですが、ふと次女を見ると、「うー、ううー(私も脱ぐー)」と靴に手を当てて脱ごうとしているではないですか。
(あ、みーちゃん(次女)も入りたいのかな?)と思って、ズボンを膝下までまくってあげたら、一目散に穴へスタスタとあるき出し、
チャプン、と片足を突っ込んで、こちらを見て、ニター。
両足突っ込んで、足踏み、ジャンプ。
とっても、とっても楽しそう。
きっと、次女は長女がとった行動を見て、「わー、面白そう!やってみたい!」って思ったに違いありません。
「やりたい」って思ってから、行動するまでほぼ0秒。
子供の好奇心って計り知れませんね。
これって、おそらく、次女は何も考えずに、長女のとった行動を、そっくりそのまま「まねた」んですよね。
前置き長くなりましたが、ここからが本題。
今までやったことないけど、やってみたいとおもったら「まねる」と良いよというお話をお届けします。
自分のミッション、ビジョンを言語化してみたときの話
僕は、前回、こんなことをnoteしました。
「世界一オープンな場所で、世界一オープンな仲間達と、世界一オープンな仕事を創る(する)」
振り返って読むと、随分壮大なビジョンを掲げたなあって思いますが、これ、実は転職活動をする際に、自分のやりたいことや目指す世界や思いを言語化してみようと思って、ノートとにらめっこしながら出たものなんですね。個人的には案外しっくり来ているので、きっと内から素直に思ったことなのでしょうね。
そのためは、自分をオープンにする必要があるよな、と↑の記事でも書きましたが、最初の一歩としては、まずこんな世界を目指して生きようという宣言みたいなものをnoteを通じて、読んでいただけるあなたに届けたいと思ったから。
実は、このフレーズ。いちからすべて自分で考えたわけではないのです。
まねてみた
「自分の思いは、なんとなく心の内にあるのだけど、うまく表現できないなあ、どうすればいいのだろう?」
はじめは、こんなふうに思っていて、悩んでいたわけです。
こんなとき、一人で悩んでいても答えは出ないものです。
なにかヒントになるものはないかなあ、となにげにTwitterを眺めていたら、ふと目に止まったのがこちら。
西崎氏のキャッチ画像にあるフレーズ「ブランドとは約束だ」というところに目が止まった、のではなくて、3行ある最後の行に、「自社の存在意義を明確化し...」というところに目が止まったんですね。
「俺の存在意義って何かな?」
こう思いながら、ブログ記事を読み進めたのです。
ふむふむと、読みすすめると、ブランディングの流れの基本の一つ、WHY(目的)に西崎氏が代表を務めるトゥモローゲートの経営理念の絵(画像)が貼ってありました。(画像はブログ参照ください)次のように掲げていたんです。
MISSION
世の中にきっかけを。
VISION
世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事をつくる。
ここで西崎氏は、MISSIONのことを存在意義と定義していました。
MISSION(ミッション)って調べると、使命とか任務って書いてあったので、なんとなく重いので、役割という感じで定義付けしていたけど、「存在意義」って言葉がすっと心にストンと入り込んできました。
また、これらのフレーズもすっきりまとまっていてとってもわかりやすいなあと。
で、こう思いました。
(この理念って自分に置き換えたら、どうかなあ)
(僕の存在意義は、誰のきっかけになるのか?)
(会社=場所、社員=人、仕事という環境をどうしたいのか?)
(このフレーズをベースに当てはめてみたらどうだろう?)
で、テンプレにしてみました。
MISSION
○○にきっかけを。
VISION
世界一○○な場所で、世界一○○な人々と、世界一○○な仕事をつくる。
で、当てはめました。
MISSION
自分にフタをしているすべての人々にきっかけを。
VISION
世界一オープンな場所で、世界一オープンな人々と、世界一オープンな仕事をつくる。
もろパクリですね。。。
でも、パクリでも良いかなって勝手ではあるけれど、思ったんです。それで一歩進むのであれば。(だって、フレーズの構成が良すぎるんですもの。)
もともとは転職活動をする際、企業にアピールするつもりでしたが、まめぞうのブランドにしてみても良いかなって思いました。
つまるところ、僕は西崎氏のトゥモローゲートの企業理念に掲げたフレーズを「まねた」のです。
賛否両論あるとは思いますが、少なくとも真似するという行動を取ったことで、僕は一歩踏み出せました。
とはいえ、面接の席で、↑のフレーズを開口一番言えたかといったら嘘になります。最初は言えなかったです。めっちゃぎこちなかった。気恥ずかしさが先に立ってましたから。
でも、家で何度も口ずさんでいたり、なんどもなんども書いていたら、だんだんしっくりしてくるというか、慣れてくるというか、自分のものになっていく感覚があったんです。(自己暗示??)
とうとう、面接の席でも発したとき、「あれ、すんげースラスラ言ってる」って後から思ってびっくりしました。同時に「やべー世界一とか言っちゃってるけど、本当か??って思われていないだろうか?」ってめっちゃビビってもいました。あいにくこの面接してくれた企業とはマッチしなかったのですが。
とことんまねていこう
結果はどうあれ、僕はまねるという手段を取ることで行動に移せました。
これを読んで出さっている読者のあなたが、やってみたいことが目の前にあるのに、もしなんらかの理由で躊躇してしまうようならば、外に目を向けて真似てみることをオススメします。
なかば強引に締めくくりましたが、僕も我が子を先生に良いと思ったことはとことんまねして行動しまくっていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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