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全身全霊ぼくでありたい
最近、ふと思い出した歌。
猫が猫であるように
犬が犬であるように
全身全霊ぼくでありたい
なんだっけ?これ。
気になって調べたら、小さい頃にテレビで見たアニメーションの歌だった。
「ジャム・ザ・ハウスネイル」というかたつむりのアニメ。
うわ、懐かし。たまに見てたなー。
そして、あの頃はなんとも思わず聴いてたな。
猫が猫であるように、犬が犬であるように、
全身全霊ぼくでありたい……
たったこれだけなのに、今聴くとじんとくる。
大きくなって、色々なことを考えるようになったから、そう感じるのかもしれない。
自分が自分でいることは、できそうで実は
なかなかできないこと。大人になるとなんでもかんでも言いたいこととか言えなくなるし、
気に入られようとして違う人間を無意識に
演じるようになってしまったり……
本当の自分ってどこにいるんだろうって感じる瞬間がきっと誰にでもあって、そのギャップが苦しいから皆たくさん悩むし、傷つくし、色々なことがよくわからなくなっちゃったりするんだと思う。私も、今まさにその渦中にいるのだけれど。
前にも書いたことがあったけど、私は
ありのままに生きることが、今はテーマ。
難しいことだけど、それは諦めたくない。
今現在の自分がいいとか悪いとかはとりあえず置いといて、まずは自分が自分として生まれてきたことを、今生きていることを、それまるごと肯定してあげたい。君は君だよ、それでいいって。
そうやって、前向きに歩き始めた道の先で。
未来の私が、「あの時大変だったね!でもよかったじゃん色々経験できて!」って言って、笑っていたらいいな。
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