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感情の数


いつも何かに腹を立てているみなさま、こんにちは。さて、今日のテーマは「感情の数」。よく、感情的だとか、感情の量についてのお話はありますが、“数”については考えたことがない人が多いのかもしれません。

感情というものは誰にでもあるし、それを表に出すことも悪くないと思っています。むしろ、必要なことだと思っています。

感情についてクライアントによく言うことがあります。それは「感情の数」についてです。自分が好きなことやこだわっていることに感情を出すのは、いいことです。しかし、感情の数の多い人は、どうでもいいことにまで感情を使っています。

「そうなんですね」の返答で済む話しにわざわざ噛みついてくる

人いますよね。それそれ。

それが癖になるとなんにでも“感情”を導入してきます。広く浅く感情を使うから、自分のこだわりや幸せ感も少なく、結果的に「よく怒る人」認定です。

先日、テレビで「全国高校サッカーのロッカーの選手たち」みたいな特集をやっていました。この日ためにやってきて敗れた選手たちを追うドキュメントです。テレビの向こうで泣いている選手を観て、息子が言いました。

「これは、デリカシーがない」

人が泣いているということは、その人にとってはとても大事な感情なはずだし、観せるなんてことしなくていい、と言いました。その人にしかわからない部分があるのに…ということだと思います。


私が最も感情が入るのは犬。


感情の数の多い人は、このエピソードを聞いてこう思うでしょう。なんか息子、冷めているね…なんて。でも、そうじゃない。感情の使い方は人それぞれであって、感動的な話しに全米が泣かなくていいのです。

感情の数が多く不安定な心の人は、まずは忘れることから始めてみましょう。自分のさほど大切でないものに感情を使うのは短い時間にすることから始めてみます。そして、本当に自分の心が動くものに全力で感情を入れてみましょう。それは「情熱」となり、一生懸命取り組む原動力となります。全力で取り組むことがある人は、人のことなんて気にならなくなります。


「感情だけでは人は救えない。だから私は学び続ける。お前も気合い入れていけよ。」

皆様、身体を冷やさず、体調に気を付けてお過ごしください。

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