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「片付けたい」という呪い


先日、ミニマリストになりたくてもなかなかなれない、なんてことを投稿しましたが、そこからまた少し間が空いてしまいました。
またしても、「もっと片付けたい」「何か捨てるものはないかな」「何か売れるものはないかな」なんてことに毎日囚われながら、なかなか思うようにいかず、それを誤魔化すように家中の床の水拭きだの洗濯槽の漂白だの換気扇のフィルター交換だの、そういった「掃除」をしてやりすごしていました。

ここのところ自分の生活・気持ちずっとがモヤモヤしているので、それをなんとかしたい、「すっきりしたい」という気持ちがものすごく強いんだと思います。
だから「すっきりするため」に「片付けたらいいんじゃないかな」に至り、なのに今度はそれがうまくいかなくてまたモヤモヤしてしまう。
「片付け」が思っているとおりにいかないから、とりあえず「掃除」で手頃な達成感と「私はちゃんとやっている」感を手に入れようとしているんです。
何やってるんだか、って感じです。
(もちろん、掃除できれいになること自体は気分がいいです。不潔は精神的にも身体的にも一切メリットはないと思っているので。清潔は正義。)

働いている時は、家事が思うようにできなくて、掃除や片付けをしたいところが溜まっていくのがストレスでした。
ぱっと見で部屋は荒れていなくても、たとえば「もっと頻繁に排水溝をきれいにしたいのに」とか、「最近玄関掃いてないな」「クローゼットの中の洋服を少し整理したいな」とか、そういう「気になるところ」が常にたまっている状態だったんです。
もちろん、仕事をしながらでも、こういったこと↑含め家事を完璧にこなせる方がいることもわかってます。けど私にはそれができなくて、原因は「自分自身が不器用&怠け者だから」なのに、意識だけは一丁前に完璧主義者なのでギャップが苦しかった。

仕事をやめたら今度は、掃除なんかしてたってお金が生まれはせず生活が思ったより苦しいこと、そして少しして夫に「働いて」と言われるようになったのがストレスになりました。なりましたっていうかなっています。今。現在進行形。なう。(なう、ってあんまり聞かなくなりましたね)
家計のことを考えたらやっぱり私も働かないといけなそうだ、という現実は決して夫のせいではないし、夫にとってもまた、今の私の状況はストレスなんでしょう。
けど。けどですよ。
「働いてって言うけど、じゃあ私が外に働きに出るようになったら、家事は分担してくれるんだよね?」という私の問いは、
「えっ?」
と返されたんですよ。どう思いますかこれ。

えっ? て何?こっちが「えっ?」だわ。
何その「考えてもないけどそんなこと」みたいな反応は…。

あ…思い出したらまたストレスストレスストレスストレス。
ストレスを排除したい、綺麗にしたい、片付けたい。
働くことが嫌なんじゃない。夫と噛み合わないこの感じが嫌なんです。

思い切り脱線していますが。

やっぱり、部屋も気持ちもすっきりしたいです。
もう少し、方法を探ろうと思います。




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