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No.⑥四国ドライブお遍路:第四日目【修行の道場~高知編~】待望の高知へ突入。スタートは豪雨との格闘!

さあ、ついに「修行の道場」高知編へ突入です。
まめはちは今まで全国津々浦々の町を訪れましたが、高知県は最も好きな街の一つです。

理由はただ一つ!飲んで食べて!楽しめる街。
ひろめ市場で飲んで、黒潮カントリーでゴルフを満喫したり、太平洋を眺めながらドライブしたり。最高の街です。今まで何度も訪れています。

今回はそんな煩悩を掻き消しながら、お遍路という修行の旅に出かけます。
とは言いながらも修行の後は楽しい打ち上げが待っています。←これがあるから頑張れると自分たちに言い聞かせています。

さて、今回の計画では、高知の24番札所最御崎寺から39番札所の延光寺までの16カ所を述べ4日で計画しています。

初日は日帰りで24番:最御崎寺から26番:金剛頂寺までの3カ所を巡礼。
次は日を改めて2泊3日で残り13カ所を巡礼する計画です。4日目は頑張って愛媛の数カ所を巡礼できたらと考えています。

そんなワクワクを抑えながら、まめはちのドライブお遍路高知シリーズが幕を開けます!


第24番札所:最御崎寺(ほつみさきじ)

朝7時過ぎに岡山を出発して瀬戸大橋を渡り、高知道を南下して今回のスタート地点である最御崎寺へ向かいます。

今回は朝から雨模様。お天気運に恵まれるまめはちにとっては珍しい事ですが、予報では正午をピークに雨が上がる予定でした。

南国インターをおりて、高知市内から55号線をひたすら東へ移動します。
道中、28、27、26番、25番札所の案内標識を横に見ながら、ひたすら目的地の最御崎寺のある室戸岬へ向かいます。

晴天であれば右手に雄大な太平洋を眺めながらのドライブが堪能できるのですが、今回は残念ながら雨模様でした。修行なのでこれも我慢、我慢。

スタートから約4時間かけて目的地の最御崎寺に到着しました。時間は正午になろうとしていました。

国道55号線を東へひたすら走ります。右手に見えるのは太平洋。残念ながらご覧の通りの天気です。
室戸岬の先端にある室戸スカイラインです。最御崎寺にはこのスカイラインを登ります。もちろん上から見下ろす景色は雄大な太平洋。

最御崎寺についての解説

創建:大同2年(807)
本尊:虚空蔵菩薩(のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきや まりぼり そわか)
アクセス:良好
駐車場:境内まで徒歩5分程度

駐車場です、ここから5分歩ほど緩やかな坂道を登って仁王門を目指します。
到着した仁王門。雨模様が一層厳粛な雰囲気を作り出しています。
本堂(のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきや まりぼり そわか)
大師堂(南無大師遍照金剛)

最御崎寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

仁王門をくぐってすぐ左手にある何か。土俵ですか?
鐘石と呼ばれる大きな石です。その名の通り小石などで叩くと鐘のような音がします。
故人を思い浮かべながら石を叩くとその音は故人に届くそうです。
鐘撞堂です。除夜の鐘としてNHK「ゆく年くる年」でも放映されました。
雨にたたずむ多宝塔も印象的でした。
納経所で微笑むお地蔵さん。ほっこりします。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)天気雲には恵まれていると信じていましたが、まさかの雨。しかもまあまあの豪雨。こんな日が続くと気持ちが折れますが、たまには風情があって良かろう!と、自分に言い聞かせました。前回は晴天に恵まれて、高知の開放的な景色に癒されましたが、今回は全く別の景色です。まあこれも良かろう!

(はち助)まさかの雨…目的地はきっと晴れるという根拠なき自信に満ち溢れたスタートだったのに。まめはちには雨が似合わないのに…車のドアを開けると途端に大雨が。でも!今日は日帰りの貴重な日。行かないわけにはいきません。ぐじゅぐじゅの足元も気にせず(と言いたいですが、残念ながら気持ち悪く)、本堂を目指します。大雨のお寺は幻想的というか、なにか不思議な空気を感じました。これまた修行だから、雨もいいよねとまめ助と話ながらお寺を後にしました。たまにはいいよね。


第25番札所:津照寺(しんしょうじ)

24番札所最御崎寺を出発して約15分で次の津照寺へ到着。


着いた時点では車から降りるのを躊躇する豪雨。
傘とダイソーで買ったレインコートの2重構えで挑みます!

津照寺についての解説

創建:大同2年(807)
本尊:地蔵菩薩(おん かかかび さんまえい そわか)
アクセス:良好
駐車場:境内まで徒歩3分程度の港に駐車します
※港の路上駐車もたくさん見受けられました。

隣接した駐車場がないので海の広場まで移動します。徒歩3分程度です。
あたりにはたくさんの車が駐車していました。お遍路さんかな?
シンプルな朱門。正面には比較的急な勾配階段が!
階段を登り切った先に本堂があります(おん かかかび さんまえい そわか)
大師堂は再び階段を下った所。納経所に隣接しています。

津照寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

この階段を全て登り切らなければ本堂に到達できません。ちなみに上に見えるのは鐘楼門。本堂はさらにその先です。
階段の途中にある鐘楼門。竜宮城みたいな雰囲気ですね。もちろん鐘をつくこともできますが、目の前に巨大なクモがいたので退散。。。
長い階段を登り切ったご褒美は本堂から見えるこの景色。
港に面したお寺なので境内を出ると目の前でこんな景色を見ることができます。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)ここにきて雨がひどくなってきたので、事前に準備した100均のレインコートを準備。山門をくぐった辺りは快適でドヤ顔をしてましたが、長い階段を登り切った辺りで、汗と熱気でサウナ状態。慌てて脱ぐことに。満を持して準備したレインコートもわずか10分程度の寿命でした。。。

(はち助)土砂降りの雨の中、お参り。まめ助がレインコートを買ってくれていて助かったけど、とにかく湿気がすごくて汗だく。まめ助は、ワークマンで買った雨に強い靴を履いていて、涼しい顔をしていたのに、はち助は普通のオシャレスニーカー…撃沈でした。さすが、今人気のワークマンです。とにかくお寺より、豪雨に気を取られたお参りでした。。でも、ちゃんと、お参りしました!


第26番札所:金剛頂寺(こんごうちょうじ)

25番札所津照寺を出発して約0分で次の金剛頂寺へ到着。
移動中に落ち着きそうだった雨が駐車場に着いたと同時に豪雨に変わりました。またもや一旦待機。

金剛頂寺についての解説

創建:大同2年(807)
本尊:薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
アクセス:後半は少し細い道
駐車場:境内まで徒歩3分程度

後半はこんな道が続きます。大きい車だと少々ストレスかな。
細い道の先には巨大な駐車場。到着時はシャワーのような激しい雨。
仁王門です。激しい雨にも慣れはじめ、むしろ風情を感じるようになりました。
雨の本堂(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
何と大師堂は改装中でした。初めての経験です。

金剛頂寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

大師堂改修のため何と仮大師堂として本堂と合併していました。
本堂に間借りした形の大師堂です。何ともレアなご本尊とお大師様のツーショトを拝観することができます。
弘法大師が炊いた米が一万倍に増え、人々を飢えから救ったという釜。すごい。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)私のお遍路史上最高雨量でした(笑)最初はストレスでしかなかった雨も、ここまで降れば受け入れるしかない!そう思えば、憎き雨が風情に変わりました。
それから何と言ってもも印象的だったのは大師堂の改装です。お大師様は本堂に移され本尊と同じ空間にいらっしゃいました。不思議な光景でした。

(はち助)豪雨とも言える大雨は初めての経験です。でも、ここは、計算したかのように、ロウソクとお線香、拝む場所は濡れないようになっていました。多分、晴天でも、直射日光に当たらないように設計されているんだろうか、それは有り難いなぁと想像しながら・・・ホッとしたのを憶えています。
私もまめ助と同じ、ご本尊とお大師様のツーショトはとても印象的でした。きっとこの先、何十年?も見ることができない景色ですよね。このタイミングでしか拝観できない貴重なツーショット、なにか物凄いパワーを頂いた感じでした。


高知お遍路の初日は24番札札所の最御崎寺から26番札所の金剛頂お寺で終了としました。

午前中の豪雨も回復の兆しが見えるので、もう少し頑張る選択肢もありましたが、来週に控える2泊3日高知・愛媛お遍路ドライブに期待して今日はこれにて帰宅です。

次なる札所の神峯寺を横目に55線を西に戻ります。

帰路に立ち寄った産直市場。55号線沿いにあります。地元の野菜や鮮魚が並んでいました。
お昼ご飯はサバの押し寿司。どちらかといえば、はち助の好物です。


そんなこんなで、高地市街に戻った時には、先ほどまでの豪雨は嘘のような快晴。少しだけ後ろ髪を引かれる思いでしたが、帰宅後の打ち上げを楽しみに4時間近い家路をたどりました。

今日は何となく家飲み気分だったので、近くのスーパーでお肉を買って打ち上げ焼き肉です。もちろん、ビールで!ささやかな贅沢がたまらんね。

頑張った後のご褒美は焼き肉が定番なんですかね!


こうして高知巡礼の初日は、雨の歓迎を受けながら無事終了することができました。(三箇所しか行ってないけど。。。)
改めてお天道様の有難さを知ったまめはちでした。

今回も最後まで見ていただいてありがとうございます!
次回は楽しみにしてる知〜徳島の二泊三日ツアーです。

また見ていただけたら嬉しいです!

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