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本番に備えて準備も大詰め。旅は準備も楽しみのひとつ。

8か月ぶりのお遍路準備に戸惑いながら

昨年10月にはじめてのお遍路を結願達成して、ついに二巡目のお遍路旅を開始します。

装備品は前回と基本的には同じですが、今回は新たに納経帳を新調しました。

本来であれば前回の御朱印の上から、新たに御朱印を重ねて押してもらうのですが、前回は、かわいらしさを重視して汎用的な御朱印帳を使用したので、今回は四国88カ所お遍路専用の納経帳を新調しました。

今回の納経帳は75番札所「善通寺」で購入しました。ここは言わずと知れた弘法大師誕生の地です。前回88カ所のお寺を巡った中で、二人が最も気に入ったお寺です。「もう一度訪れたい」と思わせる不思議な力を感じるお寺です。

あとは、お線香、ろうそく、念珠、経本(四国霊場用)などなど小物をわすれず準備。お賽銭も忘れずに。
天気予報はところにより雨模様なのでダイソーで使い捨てのレインコートも購入しました。季節柄、暑さ対策はまだ大丈夫だと思います。

準備万端!と、思いきや。。納札がない。。

そして、このタイミングで納札を使い切っていたことに気づきました。納札とは、お遍路さんの名刺のようなもので、短冊状の紙札に氏名や願い事を記入して、お寺の納札箱に入れるお札です。

各お寺で2枚ずつ使用しますので、10カ所参拝すればそれだけで20枚使用することになります。
住所、氏名、願い事などを一枚づつ手書きするので結構準備が大変です。

一番札所の霊山寺には発願(スタート)の地だけあって、お遍路グッズが豊富に販売されていますので、現地で調達することにしました。

準備物のまとめ

私たちが準備した最低限の装備をまとめてみました。

  • 白衣(袖のないタイプで使いやすいです)

  • お線香、ろうそく、ライター(はち助が握力ないのでCR非対応のやつ)

  • 念珠、経本(四国霊場用)

  • お賽銭(これからたくさん使うので、日々ため込んだ)

  • 納札(本来なら氏名等を記入して準備)

  • 100円玉(お賽銭とは別に、納経料や駐車場代など)

納札(左)と経本(右)

服装については、過剰にならずいつも白系のチノパンまたはジーンズをはいています。靴は歩きやすさが最優先です。

金剛杖はお大師様の化身。置き去りにしないで!

テレビなどでよく見かける遍路笠や金剛杖はお遍路さんの象徴ともいえるアイテムですが、私たちは前回から一度も装備していません。
もちろん購入は検討しましたが、道中の置き忘れ等のリスクを考えて購入を見送りました。

随所で置き去りにされた金剛杖

特に金剛杖に関しては、弘法大師の化身ともいわれる必須アイテムの一つなのですが、実際にはお寺の至る所に忘れ物として残されている姿を散見しました。ひどいときにはトイレの入り口に。。。そんな罰当たりなことをしてしまう前に購入をあきらめました。

最後に明日の予習を忘れずに

準備が一通りできたらあとは明日の予習をして寝ます。
前回のお遍路では、結願(ゴール)することだけを目指した旅でしたが、今回は、各お寺の歴史や背景にも目を向けたお遍路旅にしたいと思います。

はじめてのお遍路も今回同様ドライブお遍路で道路状況も全く分からず、突然酷道に遭遇して冷や汗をかいたりしましたが、今回は少し気持ちに余裕を持てそうです。

そのあたりも今回から始まるお遍路旅第二弾を通じて、新たな発見、注意すべきポイントなどを改めて記録に残していこうと思います。


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