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個性的で、いい?

新学期に必ずある行事と言えば、参観懇談。
コロナ禍なので縮小版ではありましたが、先日子供たちの学校でも参観や懇談があり、参加してきました。

そしてこの手の行事で必ずと言っていいほどあるのが「自己紹介」。もちろん私も例外なくこの自己紹介が苦手です…。
人前で話すのは平気なのですが、まとめて話すというか、簡潔に話すというか、そういうのも苦手だし、何がいちばん苦手かっていうとこの手の自己紹介の時に振られる

お子さんのいいところを言ってください

って質問が、すっごい苦手!!

普段我が子をいいとか悪いとかの視点で見てないというのもあるのですが、我が家の方針は「あるがままであれ」なので、改めていいところって言われても…全く思いつかなくて。
クラスの他のママさんは「お手伝いしてくれる」とか「きょうだいなかよいところ」とか「やさしいところ」とか言ってたりするのですが、それも我が子には当てはまらないし。
とりあえず、「個性的なところ」と答えておきました。


でね。そもそも「いい」って何だろうとか思って。
大人にとって都合良いではないだろうし、人と比べて勝ってるとかでもないしだろうし。こじらせなのはわかってますが、なんかもう、そう思い出したらますますよくわかんなくなって。
私にとっての「いい」は、それこそ子供たち自身が「自分でいい」と思ったらそれでいいと思う、それ以上でもそれ以下でもないと思って。

えっと、むりくり仕事の話に紐づけしていうと。
こういう、いい悪いで考えないというのは、私の仕事でもある整理収納アドバイザーの考えかたに通じるものもあるんですよね。
じつは収納に良いも悪いもなくて。
あるのは「その人にとって使いやすいかどうか」なんです。
それも自分で考えて。

整理収納サービスに伺うと「決めてください」と言われることも多いのですが、アドバイザーの仕事は本来アドバイスすることで。お話をお伺いしつつ、お客様の決断を促していくこと。
そうすることでよりその人に合った収納になり使いやすさが向上します。
つまり「個性的なこと」。

やっぱり、個性的でいいんだ。


でも、また来年も自己紹介では悩むんだろうなぁ…。


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