非エンジニアでもやはりプログラミング学習が必要と思います
RPAやノーコード開発・ローコード開発など
非エンジニアが開発できる環境がどんどん広がっていますね。
プログラミング知識をあまり要求されないのがメリットの一つなのですが、
でもやはり、プログラミング学習と無縁ではいられなくなる、とわたしは思っています。どういうことなのかを今回はお伝えします。
背景
わたしはRPAのフロー開発に携わったことがあります。
ほとんどコーディングなしで簡単にフローを作成できることが売りでした。
しかし、そのときの周囲の様子を見て
「やはりある程度はプログラミング知識が必要であろう」と思いました。
また、コードを書いてしまったほうがラクな場面もありました。
少なくとも
どんなにハードルが低いツールを選んだとしても、
変数と型、条件分岐、繰り返しについての理解はどうしても必要です。
"Webからデータを自動抽出したい"という要望は多いと思いますが、
そのためにはWebページの実体であるHTMLの理解も不可欠です。
読みやすさも大切
出来上がったものもいつか修正しなければならなくなります。
そのときに読みやすいことも大切です。
作った本人でも少し時間がたてば忘れてしまうので、
誰が見ても読めるように心がけなければなりません。
そのためには、関数(類似の処理を共通化するもの)の考え方も必要です。
プログラミング知識とは何か
もちろん上で挙げたようなポイントは概念が理解できていればよいわけで、
特定のプログラミング言語を習得しなければならないわけではありません。
そういった意味では、プログラミング知識は不要なのかもしれません。
でも、たとえ全くコードを書かないとしても
開発を進めるにはやはり何かしらの"学習"が必要になってきます。
最後に
「非エンジニアが開発できる」というのは、
プログラミング学習が全く不要というわけではありませんが、
コードの記述量がずっと少なくて済むというのは本当に大きなメリットです。
プログラミングは必要に応じて都度学習していけばよいので、
どんどん普及していくとよいと思います。
もしすでにプログラミング学習を進めているならその知識が役立つはずです。がんばってください。
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