見出し画像

Salesforceの資格って取得したほうがいいんですか

みなさんこんにちは!Salesforceの学習におけるTipsを一問一答形式で書いています。

1 質問

Salesforceの資格って取得したほうがいいんですか。

2 回答

取得したほうがいいと思います!

私が思う理由はズバリ以下の3つです。

  • Salesforceがどう設定してほしいかわかるから

  • 知らなかった機能を知ることができるから

  • 最新情報を追わざるを得ない状況を作ることができるから

3 解説

なぜかも含めてちょっと深堀りしてみます。

(1)Salesforceがどう設定してほしいかわかると何がいいのよ

Salesforceを利用する場合、基本的に標準機能を使って設定すると思います。

標準機能といっても様々あり、1つの目的を果たすために複数の手段が選択可能な場合があります。

できれば一番最適な手段を取りたいですよね。

最適な手段は何か。資格取得の学習を通して身に着けることができるのではないかと思います。

これはWomen in Teckで資格の学習についてのイベントに参加した時に話されていた内容で、心に刺さってこれがきっかけで私は資格取得の学習を始めたといっても過言ではありません。

私にとっての金言です。いろんなところで言ってまわっています。

(2)知らなかった機能を知ることができるとなにがいいのよ

みなさんがどのタイミングでどの役割でSalesforce業務にアサインされるかマチマチだと思います。

<例>アサインれるタイミング
Aさん 構築当初から
Bさん 稼働直後から
Cさん 何年も安定稼働した状況で

Aさんの場合、いろんな機能のラインナップの説明を受けたり、やりたいことをやるためにどんな機能があるのか調べたりする「必要が」出てきたり。
アサインされた初期段階からそういう行動をしたり、思考を働かせたりする機会がわりと多いと思います。

一方Bさん、Cさんにおいては、安定稼働することが主目的だったりするので、今実装されている機能以上の知識を求められることは少ないと思います。機能改善がバンバン行われるような環境だったらAさんと同様、機会に恵まれるかもしれませんが、そういう人ばかりではありません。

そうすると「そもそも自分が知らない機能があることすら知らない」という状況になる可能性があります。っていうか私はまさにこれでした。「私マジで井の中の蛙だったわ~」って資格勉強するたびに思っていました。なんなら今でもそうです。ほんと果てがない。安定稼働だけを目指すのであればそれでいいかもしれません。

でも突然ドラスティックな改革を求められ大きな改修が必要になる場合があるかもしれません。

ユーザさんは自由闊達な意見をお持ちで(おっ!さすが毎日つかっているだけありますね!素敵!)こちらのスキルなんぞお構いなしにどんどん要望を出してきます。

頭の中で「これとこの機能を組み合わせれば何となくできそうだな」と思えるか。「えー。全然無理。わからないしできません。」となるかはだいぶ違うと思うのですよね。ベンダーさんにお任せしている場合「この方法で!」と提案された内容が本当に適切か考えるための材料があった方がよくないですか。

(ユーザさんが言うことすべてを構築すべきとは言ってません、そこは熱き議論があると思うので、また別の記事で書きます。たぶん。今はあの有名な「木の枝にタイヤがぶら下がっている絵」だけ思い描いておいてください。🖼️)

「知らなかった機能を知っている」ということを抽象的にとらえると「自分の武器がたくさんあること」だと思っています。

スライムが出てきたときに「こん棒」があればそれで戦った方がいいですよね。「戦車しかないから戦車でしか戦えません」より、武器のバリエーションがあった方がいいという話です。ドラクエに戦車が出てこないという意見は受け付けません。

(3)最新情報を追わざるを得ない状況を作ることができると何がいいのよ。めんどくさいんですけど。

わかります。ただでさえ忙しい業務に加え、最新情報を追えとな。ワシはいつ寝ればいいのだと。プライベートな時間はゲームしたい。私は漫画を読みたい!

当然です。わかります。

最新情報を得るメリットを先に話しましょうかね。

オンプレ生まれRDB育ちの自分としては、最新情報を得るメリット、生まれて(入社して)この方あまり感じていませんでした。基盤更改のタイミングで次のものを選ぶときに何が今いいのかなと思いをはせられればいいのかなくらいに考えていました。甘いですね。あんこに黒蜜かけて食べるあんみつくらい甘いです。普通か。

一方Salesforceはクラウドサービスです。何もせずボーっとしていても毎年年3回ごとに何百もの機能が変わるメジャーバージョンアップがあります(実はそれ以外にもちょこちょこ変わっているのはつい最近知りました)。中の人の仕事大変そうだなって時々思いを馳せます。

で、そのバージョンアップは基本待ったなしなんですよ。使っていない機能のバージョンアップはどうでもいいんです。問題なのは今使っている機能に影響があるバージョンアップなんです。プレビュー期間に動作確認していますでしょうか。会社ごとに方針が異なると思うので、必ずやれとは私は言うつもりはありません。まぁ標準機能だけ使っていればそこまで大きな変化はないのかな。作りこみしているところは確認したほうがいいのかなと超個人的には思います。しらんけど。

一番最新情報を知っていた方がいいなと思ったのは最近多い大きな改変についてです。

「MFAが必須になるよ」
「拡張ドメインの有効化が必須になるよ」
「Hyperforceへ移行するよ」
「ワークフロールール、プロセスビルダーのサポート終了するけんフローを使いんしゃい」
「プロファイルもよかけど、権限セットを使いんしゃい」などなど。
パッと思いつくところだとこんな感じ。
私が知らないだけで他にもたくさんあると思います。求む!有識者!

こういうこと、先に知っていた方が絶対いいじゃないですか。
なんで先に知っていた方がいいかというと準備期間を十分に確保できるからです。全部自分に返ってくるんですよ。暑い夏に遊んでいたキリギリスは冬どうなりましたか。そういうことです。

なので、クラウドサービスを使うことはどういうことなのかを十分に理解して心して資格試験を取得するべく学習するということを推奨したいなと勝手に思っています。

資格を取得すると更新するためにメジャーバージョンアップのうち特に重要な内容をハンズオンでクリアする必要があります。上で挙げた内容が入ってくるのはリリースされたあとなのかな。でもまぁ学習するきっかけにはなりますよね。

そうはいっても勉強は大変なので、無理にとは言いません。貴重なプライベートな時間を使ってまでやんなさいよ!と強要なんて絶対しません。

なんで資格取ろうと思ったの?とこの先万が一聞かれることがあったらこのnoteのリンクをそっと送ってご自身で考えてもらおうと思います。


2024.5.16 追記
学習のモチベーションが上がりそうな記事を見つけたので皆様に共有いたします。

毎日小学生新聞を子供のために購読しているのですが、もはや我が家では私しか読んでいません。そんな新聞の1面にアジカンが!しかもなぜ勉強をした方がいいのかについてとても説得力のある言葉で語ってくれています。

勉強しておくと、呼ばれたときに正しい仲間がいる場所に呼ばれる準備ができます。進路の選択肢も増えるので、そういう人に会える可能性が確実に高まります。

毎日小学生新聞 2024/5/16

これって大人になっても同じ。

っていうか、まさに私今日そんな出来事がありました。
今年度下期から何かか始まります。

勉強って孤独になりがちだけど、コミュニティのみんなと楽しくつづけられたからこそだなと思います。本当に感謝しています。皆さんいつもありがとうございます!


最後まで読んでいただきありがとうございました!みなさんの学習の一助になれたら幸いです。ではでは、またね!

この記事が参加している募集

学問への愛を語ろう

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?