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「メリー・ポピンズ リターンズ」

ふんわり情報

2019年公開、ロブ・マーシャル監督、主演エミリー・ブラント

今回の物語の舞台は、前作から20年後。バンクス家の長男マイケル・バンクスは、今では家族を持つ親となり、父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし、大恐慌時代のロンドンでは金銭的な余裕がなく、更にマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も常に荒れ放題。バンクス一家は窮地に追いやられていた。そんな中、さらに追い打ちをかけるように融資の返済期限切れで家を失うピンチ! そのとき、あの“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが風に乗って彼らの元に舞い降りる!20年前と1ミリも変わらぬ容姿の彼女が起こす奇跡で、バンクス一家は幸せを取り戻すことができるのか――。

感想

去年の終わり頃『ウォルト・ディズニーの約束』『メリー・ポピンズ』を立て続けに見ていたのです。

なぜその勢いのままに今作を見なかったのか甚だ疑問ですが、理由が思い出せません。

今回は普段サスペンスやアクションなどなにかと物騒な映画を好んで見る私が、なんだか落ち込みがちだったので何かハッピーになる映画でも見よう…と思った時に「あぁこれだけ残しちゃってたな」と思い出したため再生。

てっきりリメイクなのかと思いきや、続編だったなんて。でも、鏡に映るメリー・ポピンズやアニメーションのペンギンと愉快に踊ったりなど、ところどころに前作のオマージュが散りばめられていて、両方見ているから楽しめるポイントがたくさん。

子どもたちとメリーポピンズが母親の大切な器の中に入るシーンが一番好きだった…衣装も可愛いし、器の表現も良かったし、ミュージカルシーンも…

最後、みんなが風船で空に浮かぶシーンは本当に笑顔になってしまった。
あぁ~こんなに夢を見させてくれてありがとう。前作の『メリー・ポピンズ』の時も思ったけど、子どもの頃に見て存分に魔法にかかりたかった。
ただ、楽曲はやっぱり前作が最強過ぎたんだよなぁ。

まとめ

今作だけでも楽しめるけど、1964年版の『メリー・ポピンズ』も見た方がきっと楽しめると思うし、『ウォルト・ディズニーの約束』も見た方が、ウォルトがいかにこの映画を実写化することに情熱を傾けていたかがわかるので全て見るのが一番いいと思う。


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