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なぜ映画を見るのか

非常に明快なタイトルである。私は自分がせっかく見た映画の内容やその時に抱いた感想を忘れてしまうのが嫌なので、前からちまちまと映画のレビューアプリに星と感想を残していた。

私が映画を見る意味を今一度考えてみた。鮮烈に覚えているのは、私が幼稚園児だった時にTVで放送していたバックトゥザフューチャーを見て、「こんなにワクワクできる世界がTVの中にあるなんて!」と思ったことだ。私の初めてがマーティ、君で良かったよ。あんなにキャッチーでポジティブな映画が私のスタート地点だったのは本当にラッキーだったなと今でも思う。

それ以降、私にとって映画は「気軽に現実逃避できる手段」として、2時間で異世界を味わうツールとなった。こうなると趣味なのかなんなのかわからないな。間違いなく言えるのは私は暇だし他にこれといった趣味もないので、すぐトリップする。見たくて見ているのか、映画に見させられているのか、どっちなんだろう。なんとか時間を工面してどうしても見たかった1本を見ていると言うよりは、映画に時間を消費させられているように感じることもままある。最早映画の前では思考停止しているのだろうか。かのニーチェが言った「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ」という言葉はこういうこと?(多分違う)

基本的にはなんでも見ますが、ほっとくとアクション、サスペンス、ファンタジーに偏りがち。一方ホラーと恋愛ものは見ません。だってホラー怖いじゃん。トイレもお風呂も行けなくなっちゃうし、夜眠れなくなっちゃう。恋愛ものはさっさと告白して付き合うかフラれるかすれば10分で終わるのになぜその過程を延々2時間も見ないといけないのか意味が未だにわからないからです。他人の色恋沙汰に興味を持てないので、そこに興味を持てるようになれば2時間楽しめるのでしょう。私はまだその境地に達していません。

ひとまずしばらくは今まで書き溜めてあったレビューを引っ張ってくることになるでしょう。大切なことなので2回言いますが非常に偏りがあります。ほっとくとマーベルの話ばっかりするおそれがあります。それでもいいよ、と思える心の広い方がいればお付き合いいただけると幸いです。

ちなみに今年の目標は映画を80本見ることですがまだ1本も見てません。あけましておめでとうございます。


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