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詩「生活」

午睡から目覚めた後
家の中に誰もいないと気づく瞬間
脱力感に打ちひしがれ
気怠さだけが残る昼下がり
自分の居場所を探すふりをしてる


生活の雑事は
洗濯できれいに洗われ乾くはずもなく
美しくもなんともない
世界に存在する理由を探してる


ふとした退屈の隙間に
襲ってくる虚無感と
目を合わせないように
庭の花を摘んで部屋に飾るのです

くだらない日々を縫うように
吹き抜ける風
ただ繰り返すだけのことを怖がるのは
もうやめにしよう

日常は突如反旗を翻すことはないのだから

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