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これまでのことと、これからのこと②

これからのこと(今後の執筆の方針について)


こんにちは、まめです。
前回の記事は一万字以上あったのですが、まさかあんなにお読みいただけるとは思っておらず、本当に感無量でございます。
あらためて、読んでくださった方々に感謝申し上げます。
文章を読んでもらうこと、それは他人の時間を頂戴することでもあります。
当たり前だと思っちゃいかんのです。
何年も誰にも作品を見せず、ガラパゴス諸島でオリジナルワールドを展開してきた私にとっては、それらは畏れ多いことであり、大変ありがたいことなのです。この気持ちは、いつまでも忘れたくないなあと思います🌸


①インプット期間に入ります

さて、本題に入りましょう。
今回は、これからのことについて書きたいと思います。

まずひとつ。前回の記事で書いた通り、今の私の目標は、ずっと書ききることができなかった公募用の長編を書きあげることです。
ただ書き上げるだけではだめで、自分の満足のいく形に仕上げなくてはなりません。

その長編は、大体七、八割くらいまではなんとか形になっていると思っています。まだ道半ばなのですが、実は今、完全に筆が止まってる状態でして。
例えるなら今は、重装備してえっちらおっちら山を登ってきて、疲労困憊の状態で目の前に大きな岩壁が立ちふさがってる状況です。
でもここを超えたら、頂上はもうすぐです。重装備してきたのも、これからよじ登っていく岩壁のためなのです。

ですがね……わたくし、今の装備ではまだ心もとないのです。
実際、何度か岩壁に足をかけてるものの、足場がぐらついてうまく登っていけないのですよ。
なので、一度装備を整え直そうと思うのです。
今回の長編、全部で二十万文字ほどになる(たぶん超える)想定なのですが、すでに九万文字以上の一章を仕上げてるんですね(起承転結ついてるやつ)。つまり長編一本分くらい書いちゃってるんですよ。
そりゃあ、立て続けに二本も長編は書けませんて。一旦お休みは必要でしょう。
二章も七万文字以上書いてるんでわりと大詰めなんですが、だいぶ疲弊しちゃってるこの状態で大きな岩壁は登れやせんのですよ。

と、いうことで。これから5月末までインプット期間に入ります。
もしかすると、6月中旬くらいまで延期されるかもしれません。

そしてふたたび、noteで文献まとめの記事をあげていこうと思います!!

本当に自分のメモ用なんでね……ギリギリ人が読めるレベルのものは書くつもりではありますが(そうじゃなきゃ意味がない)。
まあ、なんのために文献まとめの記事を上げてるかは、『公募作品の参考文献記録』のマガジンの『公募作品の参考文献記録』という記事を読んでいただけるとなんとな~くわかっていただけるかなぁと思います(大した事書いてないですが、お暇な方はどうぞ笑)。

▼マガジン(こちらに引き続き投稿していきます)

▼マガジンの記事(前書きみたいなやつ)

もしかすると今回は、文献のほかに動画の感想とかもあげるかも……!!
映像資料もいっぱい見なきゃいけないな~と思ってます!!
話しながら、すでにワクワクしてきました。

次の記事では、この順でこんなのを読んでくよ~見ていくよ~というのをリストアップしていこうと思います。
ガチでメモです。というか、チェックリストみたいなものです。
随時記事を更新して、終わったものからチェックマーク☑をつけていく予定です。(こんな風にnoteを活用してる人はたぶんいないですね笑)

今思えばですが、この文献まとめをやってた頃の私が、いちばん前向きに取り組めていたような気がします。
毎日のように宣言ツイートして、これをいつまでに読了する~今日は何文字書く~みたいなことを言っていました(笑)
やる気に満ち溢れていましたし、ありがたいことに「今日もまたやってんな~~」といろんな方々に温かく見守っていただけていたのです。

ネット上でも、人と人とのつながりは本当に大切ですね。
半分意地になってたところもあったとは思うのですよ。
それでも、「陰ながら応援しています」とか「ストイックな姿勢に励まされます」みたいなリプなどいただけたときには、うれしいなぁ~今日も頑張ろう!って前向きな気持ちになれたのです。


②テーマを設けて短編を載せてみます

そしてもうひとつ、インプット期間と並行して、あらたな試みをはじめようと思っています。

これも前回の記事に書いたのですが、私は本来好きなものを好きなように書きたいだけの人間でした。
私が一時期精神的に追い詰められてしまった理由は、「書きたい」という気持ちが「書かなきゃ」という使命感のようなものにすり替わってしまっていたからでした。

私は、本来の「書きたい」という素直な気持ちを忘れないよう、常に執筆に臨んでいたいなと思うのです。
ですが、今回書き上げたい作品は、好きなように気ままに書いているだけでは完成しないこともわかっています。だからこそ、しっかり足場を整えるために調べなくてはならないし、インプットの期間も必要です。
このふたつ、両立するのはなかなか難しいことだと思っていて、私なりにいろんなことを考えてみたのです。

そこでひとつ考えたのは、誰にも見せずに自室でポエムや日記のようなものをノートに書き綴っていたときの、昔の気持ちを思い出してみようということです。
つまり、好きだ~~!と思うイメージをめいっぱいに書きつけて、純粋に書くのを楽しんでやりたいと思っているのです。
そして今の私は、昔と違って人に読んでいただけることの嬉しさや感動を知ってるわけです。なのでちょこちょこと作品を発信していこうかなぁと考えています。

今のところ考えている投稿先は、こちらのnoteです。
近々マガジンを作ると思うので、よかったらお立ち寄りください。
とても恥ずかしいことですが、少し勇気を出してみようと思います。もしかしたら、こっぱずかしいクソポエムでもどなたかの心に刺さるかもしれないですし。

そして、今回の短編にはテーマを設けています。
テーマは【ノスタルジー】です。
昔懐かしい気持ちといいますか、なんだか胸の奥がきゅっと締め付けられるような感覚です。これは誰しも内に秘めている感覚だと思っていて、それぞれ重ねてきた時間や経験は違えど、きっとどこか共通するものがあるとも思っているんです。
私は、執筆するときは常にその感覚を大切にしています。
自分の内にあるノスタルジーが少しでも伝わるといいなあと願いながら、皆さんの中のノスタルジーな気持ちを少しでもくすぐれたらいいなあと思いながら、文章をつづっているのです。

だから、これから書く【ノスタルジー】の短編は、まさに私の「こんなものが書きたい!」という夢や理想や希望がいっぱいに詰まった作品になることでしょう。
はじめはうまく表現しきれないかもしれません。けれど、それらと向き合っていくうちに、自分の世界観というか、目指すものを見つけていけたらなぁと思っています。

実はすでに、短編の案は30も用意してます(笑)
しかもこれ、たった2日で全部思いついたんですよ。それほど私はノスタルジーな気持ちというものが好きなのでしょう。
ネタ出しをしていたときは、どんどんアイデアがあふれてきて止まらない感じになっていました。

最近はずっとひとつの長編にかかりきりになっていたので、もしかしたら他の作品も書きたい欲がたまっていた可能性もあります(笑)
やはり私は、好きなものを好きなように書いていたい人間なのです。
すべてしがらみを捨てさったら、こんなにも軽い気持ちで執筆に向かえるようになるなんて……!と感動してしまいました。

短編用のマガジンを作成したのち、まえがきを書くつもりなので、またそちらにこんなのを目指してるよ~と言うのを書き連ねてみようと思います。

投稿頻度は週一くらいのつもりですが、それだと長編のお休み期間には、たぶん5話くらいしか書けないんですよ(途中になってる短編を先に書き終えてしまいたいので)。もう全然足りない!!!

私は基本的に並行して作品を書くことができないんですが、長編書きつつも、ちょくちょく短編も書いていきたいなと思ってるんですよね……これは理想の話ですが。

でもここにひとつ、自分を追い込まないための言葉を書いておきます。

「書かなきゃ」になった瞬間、短編の更新はやめます。

そうなると元も子もないので。
だからまあ、一週間に一回投稿は目途として。
もしかして一週間に二話以上投稿するかもしれないし、一話も投稿されない週があるかもしれない。

ま、そんな感じで、私がこんなの好きだよ~~ってのを皆さんに向けて発信していくよ!!っていうお話でした。


③夏までに卒業します

そもそも、なんで今書いてる長編を公募をに出そうとしてるの?って話は、そういえばはっきりとし書いてかったかもしれないです。

シンプルに、目標の一つとして、です。
私はおそらく、いついつまでにこれを仕上げるって言う目標がないと、仕上げることができないタイプなんですね。これまでだって、なんか書けないな~っていいつつ、ずっと寝かせてきたわけなので。
自分はどうにも追い込み癖があるようなんですけれど、これまでの経験上、追い込まれてるときって自分でもびっくりするような文章が生まれたりするんですよね。私、やればできるじゃん!!って。
言っちゃうと、やり切ったぞ!という達成感というか、成功体験とかもほしいわけです。

今、目標としているのは、八月末のメフィスト賞です。
選んだ理由は、文章が長すぎて他に出せるところがないからです(笑)
長編の公募でも、上限は最多で原稿用紙換算で600枚なんじゃないかという認識なのですが、たぶんそれにも収まりそうにないからです(もっと長い長編出せそうなところがあったら教えてください)。

メフィスト賞は、枚数・文字数上限がない公募だそうです。
どうにも、下読みによる選考はなく、編集さんに直接作品をお読みいただけるのだとか。いわゆる漫画の持ち込みみたいな感じですね。
記念すべき公募一作目なので、本当は一次選考、二次選考と、ある程度評価が目に見える公募がいいかなとは思ってはいますが、現状選択肢はありません。
ジャンルも面白けりゃなんでもありらしいですが、私の目指すところとはぴったりあてはまってない感じはします(ミステリ・SFなどのイメージ)。あんまり自分への言い訳が残るようなことはしたくないんですが、字数削って好きなだけ書けない方が、私にとってはよくないことのような気がするのです。

もし600枚以内に収まりそうなら、十月末の松本清張賞に出したいと考えています。
こちらは、ジャンルを問わない広義のエンタメ作品を募集しているらしく、選考委員の傾向からしても、当てはまっていそうだなと思います。

といいつつも、満足いくものが書きあがれば私の中で昇華はできると思うので、結果がクソみたいなもんでも、やりきったなあ!とはなると思うんです。
けど、絶対妥協はしません。もちろん大賞とるつもりで書いてやります。
私、こう見えても負けず嫌いなんでね。できる努力はやりつくします。

読んでくださる方も、あぁ、この作品は時間をかけて調べつくして熱意をこめて書いたんだなあっていうのって絶対に伝わると思うんですよ。

とはいえね、私の長期的な目標は「社会派の名作小説」を世に送り届けたいということなのです。
今の作品を卒業した後は、全力公募勢として、がっつがっつ調べて、がっつがっつ書いてやりたいと息まいているのです!!
書きたいテーマもすでにいくつか用意しているのでね……!!
やはり一人でも多くの人にこの熱い思いを届けるには、本を出版して話題の作家になってやることではないのかと思うのです。ゆくゆくはメディアミックス、映画化ですよ。夢は大きく、ですね笑
以前のガラパゴス諸島に生息してたころの私じゃ、考えられないようなことを言っているなあと思います。それほど、大学時代でのノンフィクションゼミの経験が私に大きな影響を与えているのだと思います。また、いつかの機会に、この話も書けたらいいなと思います。

ですが、私は本当に遅筆の極みだし、目指すところがはるか高みなので、年間何作も応募していけるような技量も精神力もまだ伴っていないわけです。
ゆるゆる短編などをネット上にあげつつも、公募ではどっしり構えて長編を応募していきたいため、たぶん公募には半年に一度出せたらいい程度かなと思っています。
働きながら執筆という現状も鑑みて(きっとこれからどんどん仕事も忙しくなるでしょう)、今のところ年間長編二作が、私の精一杯かなと思います。

シンプルに長編をまだ書きなれていないという面もあると思うので、経験を積み重ねるうちに、もっと要領よく書けるようになればと思っていますが。


とまあ、以上が私の今後の方針といいますか、抱負です。
ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました。

また次は、文献チェックリストの記事でお会いしましょう!!では!!


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