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社説を読む コロナと女性の働き方

こんばんは。
今日も1日が無事に終わりそうです。

今回は、コロナと女性という社説を読んでいきたいと思います。

※注意事項
 ・あくまで社説を読んだ上での個人的見解です。
 ・政策に興味はありますが、深く知っているわけではないので、
  至らないコメントも多々あります。

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読売新聞(2021年6月23日)
コロナと女性 働き方の課題が表面化した
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210622-OYT1T50297/

【要約】
○コロナ感染拡大を機に女性の課題(配偶者からの暴力、性犯罪、自殺等)
 が浮き彫りになった。情報提供、相談体制を充実すべき。
○女性の所得安定のため、非正規雇用の女性や医療・介護・福祉で働く女性
 の処遇改善すべき。
○共働きや単身世帯にも不利にならない制度が重要。

【感想】
①根拠データの引用は適切か?
 ・配偶者からの暴力に関する2020年度の相談件数は前年度の1.6倍
 ・性犯罪や性暴力の相談は1.2倍
 ・昨年自殺した女性は7026人で、前年より935人多い
 これらの数値が、コロナが女性の生活に影響を及ぼしたことをまとめた
 報告書に書かれていたそうですが、
 ネットで相談件数や自殺者数の推移(過去5年間)を調べてみると、
 ・配偶者からの暴力に関する相談:微増または一定
 ・性犯罪相談:増加
 ・自殺者数:減少
 という傾向が見られました。

 暴力に関する相談と自殺者数については例年の傾向とは異なっているため
 コロナが影響したと考えられるかと思いますが、増加の割合がコロナが原
 因と説明できるのかが読み取れないです。

 性犯罪相談についてはもともと増加傾向にあったため、一概にコロナが原
 因で増加したとはいえないと思います。

 報告書にはより詳しい説明が載っているのかもしれませんが。。。

②相談体制の強化で立場の弱い女性を本当に救えるのか?
 ①で述べたような女性に対して、情報共有と相談体制の強化をすべきと書
 かれていました。施策としては賛成です。
 しかし、相談体制の強化にはどれほどの効果があるのでしょうか。

 特に自殺まで考える人は誰にも相談できず苦しんでいると思うのですが、
 果たしてそのような人のうちどれほどの人が相談窓口に来るのでしょう
 か。
 その効果があるという根拠があれば良いなと思いました。

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以上です。

明日も頑張りましょう~

~おわり~


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