Vol.28 いくつになっても
今朝、行きつけのまつ毛パーマをしてくれるお店に行きました。
そのお店の方は、地元でまつ毛パーマのお店の1スタッフとして働いておられて、昨年独立し念願の自分のお店を持った(おそらく50代の)女性の方です。
その方にまつ毛パーマをしてもらいながら小一時間お話を楽しみました。
その方は、自分の子供たちが独立するまでは、生活のこともあってなかなか自分のお店を出す一歩が踏み出せなかったそうなのですが、子供たちも独立したため、いろいろな方面で考えた末、自分のお店を出されたそうです。
その方は、年齢を重ねても自分の夢に向かって楽しみながら前を向いていらっしゃいました。
好きなことを仕事にすることが本当に有難いことだと、その方は微笑みながら言いました。
私は、幼いころからの夢であった教員を辞め、今は市役所の職員として働いています。
正直、自分のやりたい仕事ではありません。
でも、なぜ私がこの道を選んだかというと、自分の視野を広げたかったからです。
自分の性格上、これ!と決めたらそこに迷わず突き進む長所がありますが、それはかえって視野を狭めることにもなりかねません。
だからこそ、あえて違う世界を体感することで生まれるアイディアもあると信じて、この仕事を続けています。
それに、この仕事をしていたからと言って、自分のやりたいことができないということではありません。
私は、地方公務員として働きながら、地元である茨城県に貢献したい。
そして、教員として教育の世界を見てきたからこそ、子どもたちの育成をしたい。
子どもたちがキラキラ輝く笑顔をつくっていきたい。
じゃあ、今私ができることは何か?
もっと、自分だからできることがあるのではないか?
そんなことを思った一日でした。
いくつになっても、夢を追いかける姿は美しいです。
私も、私の人生を全うできる日々を過ごしていきます。
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