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イン・ザ・ハイツ

最初から最後までこんなにボリューミーなミュージカル映画久しぶりだ…!
ラテンなノリとラップが最高にアガるしかっこいい。ダンスも圧巻。

移民としてワシントンハイツにやってきて、低賃金で労働しながらもコミュニティを築いて支え合って生きてきた人たち。
すでにそこに根付いているのに、教育にも労働にも純アメリカ人と同じだけのチャンスがない。ここを抜け出せば、祖国でならきっと幸せに暮らせる、と夢見るのも無理はないよなぁ…。

最初、映画の着地点に「それじゃ結局何も変わらなくない?」と思ったけど違った。
祖国は誇りだし恋しいけど、自分たちはここで生きている。次の世代のために闘うし、ここが自分の故郷だ、「ただいま」「おかえり」って言える場所だって気付いたことが大きな変化。


バネッサ役のメリッサ・バレラが美しくて力強くてよかった〜これからどんどん売れてほしい。

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