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【わたしのキャリア4】世間知らず娘、初めての転職失敗

わたしのキャリアの話。


新卒で超ホワイトで誰もが知る大手銀行に入行するも、もろもろあって転職を決意。2社目は食べログやホットペッパービューティーのような飲食、美容サロンを検索・予約できるサイトの提案営業だった。

2社目 某検索予約サイト営業

前職をやりきり海外で休息
転職活動は、退職してから始めた。なぜかというと、このときの私は本当に疲れていて、週5フルで働きながらの転職活動はとても無理だと思ったからだ。それから、短期間(3年半)で辞める負い目から、最後の半年くらいは全力で仕事に打ち込もうと思ったというのもあった。(おかげで退職前にちょっとした成績を上げ表彰された。ご褒美は屋形船で宴会。いい思い出になった)

退職後、あまりに疲れていたため「誰も私のことを知らないところに行きたい…」と厨二っぽいことを思い、初めての海外旅行に出かけた。しかも一人でインドという謎のチョイス。特に観光もせず、自然の中にある宿泊施設で毎日エステを受けながら1週間ぼーっと過ごした。(食事が毎食カレーでさすがに飽きた。帰国してすぐ筑前煮を食べた)

そんなこんなでリフレッシュしてから転職活動に臨んだことはよかったと思っている。長期にわたってお客さまと信頼関係を築いていける仕事がしたくて、職種は法人営業に絞って探していた。そして、ありがたいことに1ヶ月程で内定をいただく。後述するが、この転職は失敗だったと思う。

今のわたしが、このときのわたしにアドバイスをするなら、以下の4つだ。

「転職エージェントを使うこと」

「お金をかけてでも自己分析とキャリアの方向性を第三者に話してみること」

「職務経歴書をプロに添削してもらうこと」

「転職サイトに掲載されている情報を鵜呑みにしないこと」

誰にも相談することなく転職活動をしたわたしは、「ギリギリ第二新卒」という、わたしにとっては貴重だったカードを超絶ブラック企業に渡すことになってしまう。

社員の人数や福利厚生がオカシイ
面接のときの違和感を大切にした方がいい。これもあのときのわたしに言いたい。社長面接の際、社長が部屋に入ってきたときの衝撃は覚えている。格好が女子大生みたい!ショートパンツにゴツいシルバーアクセ。どうみても40代半ば〜アラフィフといった年齢であったが…。こういう人を美魔女?というのか?そして思いっきり足を組んでいた。(怖っ!と思った)

某転職サイトには社員の人数が10名とあった。わたしが所属することになる営業部は何人くらいいるのか質問すると、「4人です」と言われた。しかし入社してみると営業部長ともう一人同年代の女性がいるだけだった。(しかもその女性も入社したばかりだった)引き継ぎなどが何もなく、困惑したのを覚えている。

また、「社会保険完備」という記載があったが、使用期間中は入れず(←これもオカシイ)、3ヶ月後営業部長から衝撃的な提案をされる。

「ねぇねぇ、厚生年金なしでもいい?自分で国民健康保険入ってよ。会社から少し補助出すからさ。」

はぁ⁇と思い、いや、採用の条件と違うので厚生年金に入れてください。と言い返した。今ならこの時点で会社の経営状況を察して辞めるが、その頃わたしは若くて世間知らずでアホだった。部長が引き下がったので普通に仕事に戻りそのことは忘れることにした。

つづく



ほんとに…振り返ってみると衝撃のエピソードてんこ盛りの2社目だったけど、あのとき銀行を辞めたことだけは後悔しなかった。それだけが救いだ。

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